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大容量コンデンサの定義?
電子部品素人です。先輩の会話からよく「大容量コンデンサ~」との言葉をよく聴きます。何をもって「大容量なのか」是非教えてください。 ・大容量の定義? ・回路基板やコンデンサ種類によっても大容量の値が違う? 何μPFや何pF以上など具体的数値があれば教えてください ・大容量コンデンサは入手しずらいとの話も聞きますが何でですか?それはどういった種類のどの値なのでしょうか?(抽象的ですいません)
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「大型自動車」のように法律や規格で区分されている訳では無いので、大容量というカテゴリー分けは特にありません。 相対的に大容量なら、そういう言い回しをするのでしょう。 F単位のコンデンサーは、スーパーキャパシタと呼ばれています。まさに容量の大きさをイメージしたネーミングですね。 μFの100万倍、pFの1兆倍の単位です。 たとえば、デジカメの電池交換をする時に、数分間以内に交換をすれば日付と時刻が狂いません。電池が抜かれている間は、スーパーキャパシタからの電力で時計を動かしています。 なお、コンデンサーの見た目の大きさは、容量よりも、むしろ耐圧(耐電圧)が大きいものが、図体もでかくなります。
- soramist
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おおまかに言って4種類の意味があると思います。 1.はっきりした定義がないままにバクゼンと言う場合 例えば、真空管アンプの電源回路で、通常500V, 1,000μF程度のものを使っているときに、”もっと良い音を出すためには大容量コンデンサにすることが必要だ”などと言います。 このような場合ははっきりした定義がなく、例えばこれを、500V, 10,000μFのものに変えることなどを指します。 (第1話 自作アンプには大容量コンデンサを) http://www.kcat.zaq.ne.jp/rune-stones/coru.htm 2.文句なしに”大容量”と定義されるのは、「電気二重層コンデンサ」でしょう。 [120V 20F]の製品が出ています。 ([μF]ではありません。[F]です。(^_^;)) http://www.nec.co.jp/press/ja/9509/2702.html 電気二重層コンデンサは、ここ10年くらいで開発が進んだもので、将来的には充電式電池にとって代わることを狙っています。 こちらにその原理・特長が要約されていますので、ご参考にしてください。 http://www.ecass-forum.org/jpn/admission/adlc.html 3.チップセラミックコンデンサ(表面実装型)の分野で、”大容量”の開発が進んでいます。 (大容量セラミックコンデンサ(ムラタ)) http://www.murata.co.jp/cap/nproduct/index.html 4.変電回路に使われるコンデンサを引き合いに出すのはちょっと無理があるでしょうか? (交流用 6.6kV 2000KVA) http://www.kepco.co.jp/pressre/2002/0328-1j.html
- rabbit_cat
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#4の数10pFは、数pFの間違いでした。 最初10pFて書いて、それだとさすがに大きすぎかと思って、数pFに直そうとしたのですが消し忘れました。 ほっとこうかと思ったのですが一応修正。
- Oh-Orange
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★私も回答者 No.2、No.3 さんと同じで『F』単位の特殊なコンデンサです。 ・一般に電解コンデンサで 1,000uF~6,800uF は既に大容量ですが、『μF』の単位 ではなく『F』ファラッド単位のコンデンサがあります。 ・私も昔、1.5F や 2.2F の大容量コンデンサを時計回路に組み込んで、コンセントから 抜けてもしばらくは時間が狂わない仕掛けを作ったことがあります。 →『F』単位のコンデンサはイメージ的には小容量の充電池と同じでかなり長持ちします。 ・よって『大容量コンデンサ』とは『F』単位のコンデンサではないでしょうか? 私の感覚では、電解コンデンサの 1,000uF 以上は大容量と考えています。 もちろん、電源回路に対してですよ。IC などではその電源のそばに 0.1uF の容量を 付けたりしまうが、IC などでは 0.1uF でも大きめの容量と表現します。 ・何を基準にするかで『大容量の定義』は変ってくると思います。 最後に: ・『何μPF』の『μPF』はタイプミスですよね。 単位は『pF』、『nF』、『uF』、『mF』、『F』の順に大きくなります。 あと一般的に『nF』、『mF』は使いませんね。 ・以上。おわり。
- rabbit_cat
- ベストアンサー率40% (829/2062)
#2の方の仰るとおり相対的なものかと。 LSI設計なんかしてると、数10pFで大容量って感じですかね。これもプロセスなんかで違いますが。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
「大」容量というのも相対的な話ですので、用途、使う場所、コンデンサの種類によっても変わるかと思います。 例えば、 ・電子回路用のフィルムコンデンサだと10μFを超えると大容量(のフィルムコンデンサ)と呼んだりするかと。(電解コンデンサだと10μぐらいは珍しくもなんとも無いのですが) ・高耐圧のコンデンサでは大容量化が難しいので、比較的低い静電容量のコンデンサでも「大容量」と呼ばれたりします。 F単位のコンデンサ 電気二重層コンデンサでは、ファラッド単位のコンデンサが比較的楽に入手できます(2.2Fとか4.7Fとか)。メモリのバックアップ用電源なんかに使われます。(最近では無停電電源装置(UPS)の電源として使われたりもするようです)
- qaz_qwerty_me
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素人ですが・・・・ F単位のコンデンサーではないしょうか? 回路設計者に聞いたところ電池の代わりに使えるよ! と聞いた覚えがありますが、特殊用途らしいです。
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
子どものころに無線機とかステレオや超音波洗浄機などを作っただけの素人です。 私の感覚では、500でやや大きめ、1000μF以上くらいで大容量という感覚でしたね。もちろんケース自体が大きいという意味でもあります。 >>大容量コンデンサは入手しずらいとの話も聞きますが何でですか?それはどういった種類のどの値なのでしょうか? 大容量コンデンサの必要な場所(回路)が少ない、つまり需要が少ないので、お店でもあまり置かないという傾向がありますね。こういった大容量は、種類としては電解コンデンサーです。耐電圧ごとにそろえると場所とってしまいますから。
お礼
ありがとうござます。抽象的な質問ですいませんでした。種類や耐電圧との関係もあるのですね。勉強になりました。
お礼
抽象的な質問にもかかわらずご親切にありがとうございます。 種類や耐圧の違いで何を大容量と定義するのかの一歩が理解できました。もっと勉強します。