アメリカに38年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。
短期間で、、、、ではなく、どれだけ自分のものにするか、を考えてください。 仕事に「使う」のですからこれほど「意味のある」目的はないと思います。 試験の為に(意味のある資格習得は除いて、つまり意味のない資格習得ではなく)勉強するのではなく、自分の為に(教材購入ではなく)自分が毎日少し筒「物にする」と言う事なのです。
3ヶ月で、3年で、30年で、300年で英語をマスターしよう、というのではなく、毎日自分を向上させていく、と言う事なのです。
一番手っ取り場合方法は、「今日始める」のです。 今日始めることは明日始めるより一日早く習得できるわけですね。
今日始める、と言う事は、今日文法参考書を買い求め勉強を始めるということではありません。 仕事の上で「何が自分に一番弱い」と感じさせそして一番仕事上負担になっているか、使えないのか、を今日考えるということです。
バインダーをひとつ作って、何が自分にとって「身につける」執拗のあるものなのかを詳しいことを考えずにまず羅列するのです。
分類も整理もする必要はありません。 とにかく書き出すのです。 例として、
電話会話
取次ぎ
書類
フィーリング表現
スペル
発音
LとR
日常単語
専門用語
のように重複してもいいからとにかく書き出すわけです。 ほとんどの人が何か向上させたいと思っても現実的にはっきりしていないということが多い過ぎるのです。 これによって、頭の中でもやもやしたものを取りぬき、書く事によってその事はいったん忘れてしまうことが出来るわけです。 することは、考えることではなく、リストアップすることによって、自分の弱点と思われる項目、向上させる必要があると思われる項目をどんどん「整理する為の」データを集めることから始めるわけです。
小さなノート(紙切れでもいいのです、古い名詞でもいいです)をいつも持ち歩き思いついた弱点を書くのですね。 通勤中でも、トイレの中でもそしてノートを風呂場にも持っていく心構えでリストアップすることが効率よく身につける準備でもあるし、効率よく自分のものにするための「初期訓練」「初期洗脳」でもあるわけです。
初期、と書きましたね。 今日は初期なのです。 文法書を開いて勉強し始めることは「初期ではない」のです。
リストアップしてから今度は整理です。 一項目に関して具体的にその中で何が必要なのか、ということです。 発音と言う項目では
発音:
L&R
TH
O
リエゾン
イントネーション
真似をする
DVDを使う
聞き取り
などと書くわけです。
ここでお気づきになったと思いますが、L&Rを身につける、と言う部分とDVDを使うという部分がありますね。 目的と方法が同じ項目に混じっているわけです。 でもいいのです。 整理といってもまだ、思いついたまま書いているだけなのですから。
また、聞き取りと言う表現を発音の項目に入っていますね。 いいのです、発音と聞き取りがつながっていると思うから含めたのであるわけで、電話会話と言う項目にも入ることも十分考えられるわけです。
今の時点ではあまりにも取り留めのないことをしていると感じるかもしれませんが、頭の中で整理するより紙の上ですることでより考えが集中するのです。
人によって、もちろん、かなり違ったリストが出来上がることになります。
上司の方は「がんばれ」というだけで具体的にはいってくれていませんね。 上司の方から何が必要なのか具体的なアドバイスを聞くこともこのリストアップの中に入れてもいいと思いますよ。 また、ボイスレコーダーの購入、onelook.comをお気に入りに入れる、音声ファイルのスピードを落として聞ける無料のNV Playerをダウンロードする、などもリストの中に入れてもいいですね。
そして、さらに、このカテの過去の質問を読み始める事も大変いいことだと思います。 (なぜか、自分では答えているのに他のサイトを紹介する人がいますがこのカテでも結構すばらしい回答をしているわけですから紹介してもいいと思うのですが。 ここのカテでは、一般的な「参考書的説明」の総合サイトと違い、ある特別の状況での問題点もあげられていますし、いろいろな人の違ったコメントも読めるわけです。 (どれが自分にあっているのかを判断することにはなりますが、結局それはそれなりに自分のためになることだと思います)
そして、最後に、非常に大切なことですが、これらをやることにどう「自分の得」になるかを書くのです。 自己向上で一番の敵はお金でも時間でも上司でも仕事でも恋人でもないのです。 いちばんの敵は「自分」なのです。 それは何かと言うと、挫折してしまう自分、意欲がなくなる自分、継続力の不足、モチベーションの不足、満足感を感じる必要があると思う自分、向上とは目に見えなくてはならないという甘える自分、なのです。
初心忘れるべからず、継続は力なり(継続をすることで力となう、と言う意味と、継続させていく能力と言う意味)など日本語にはすばらしいアドバイスがあるのです。 「今もっている初心」を忘れてはなりません。 継続させていくことが自分が今もっている初心を持ち続けるということでありそれが直接自分に必要な英語力を持つということが実際に起こる方向へもって行くのです。
その継続させていく為にも、頭の中で漠然と考えるのではなく、はっきり「目に見えるように」「これらをやって何が自分の特になるか」を書き出すわけです。
この事に気がつかないでとにかくやればいいと考えている人が本当に多いと思います。 もちろんやるのです。 でも自分を知らないままがむしゃらにやるのは「効率よく」ということには決してつながりません。 場合によっては逆効果にもなるのです。
よって、
自己満足につながる、
人生に悔いを感じさせない
異性の持てるようになる
仕事が出来るというイメージが出る
仕事が出来る
上司に認めてもらえる
昇給につながる
昇格につながる
昇給でxxxが買える
惨めさを感じる必要がなくなる
子供からの尊敬される
海外に行ってもより楽しめる
など、誰にも見せる必要がないわけですから、何でもいいのです。 路上で外人さんに道を教えることが出来自慢になる、などでもいいのです。 外人の恋人が出来る、でもいいのです。 とにかく、自分にとって「英語が出来ることでうれしくさせるもの」をリストアップするわけですね。
そして、上に書いた「やるべきこと」に順位をつけるのです。 何が一番自分にとって(自分がやりたいからではなく、趣味ではなく、仕事を言う周りが理由なのです)まず身につけなくてはならない事から順位をつけていくのです。 あるものは簡単に始められるものかもしれませんし、あるものは準備が必要かもしれません。 しかし、大変だと思ってもトップに必要と感じることであれば「やらなくてはならない」のですね。
では私の個人的コメントです。
文法書はあくまでも参考書として扱うことです。 文法の問題集なんて必要ないです。 とにかく仕事の為の英語力、使える英語の習得なのです。
毎日今日から6週間はこのことだけ(必要な英語力を付ける事)だけを四六時中(4x6=24、24時間ですね。)を上手に使って、考え、そして休みをとり、また考え、休みをとるのです。 自分でシナリオ状況を考える、事もひとつですね。 電話がかかってきたら、そんな表現を使ったらいいのか、などです。 分からなかったらこのカテをフルに使うことです。
なにか、私自身も取り留めのないことを書いてしまった観がありますが、行動に移す前の自分の弱点、自分の目的、をはっきりさせ、自分のこれからの心構えを死ぬまで自分を向上させるために今日を始めて欲しいという願いから書かせてもらいました。
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
ありがとうございます。 英語を勉強するといっても、ただボッ~とやっては 効率が悪いですね。 なにが自分の弱点か、なにがわからないのか・・・ それをちゃんとメモしながら、やって行きたいと思います。 あまりに英語がダメなために、なにから手をつけてよいか 途方にくれていました。 まず、きちんと自分自身を整理することからはじめようと 思います。