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気体の粘性と水の粘性
「気体の粘性率は一般に温度とともに上昇する」というのは、気体分子の熱運動が温度とともに激しくなり気体分子間の相互作用が大きくなるためであるということはわかるのですが、水の場合はなぜ温度とともに粘性率が減少するのですか?分子間力と水の密度になにか関係があるのでしょうか?教えていただけたら幸いです。よろしくお願いします
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水の粘性の温度変化は実感するのが難しいです。でも熱い天ぷら油と冷えた天ぷら油とでは明らかに違います。熱い方がサラサラしています。温度が上がると分子の絡み合いが解けて動きやすくなっていると考えていいでしょう。当然密度は小さくなっています。 他の液体でも分子間の距離が大きくなり、分子の絡み合いが小さくなって流れやすくなっていると思います。 水の場合はクラスター構造が壊れていく効果も入っていると思います。 温度を上げることによって徐々に沸点に近づいていくと考えると分子間の結びつきが徐々に弱くなっていくというのは一般的に言えることではないでしょうか。その意味では気体の方が考えにくいと思うのですが。
補足
粘性率はマイナスの値をとることも有りうるんですか?