AM変調における過変調について
AM変調で過変調になると側波帯が広がる、とある文献で記載されていたのですがその理由がわかりません。
搬送波:vc = Vcm*sin(2πfc*t) (搬送波の振幅をVcm, 周波数をfc)
信号波:vs = Vsm*sin(2πfs*t) (信号波の振幅をVsm, 周波数をfs)
とした場合、
変調波:vo = {Vcm+Vsm*sin(2πfs*t)}sin(2πfc*t)
= Vcm*sin(2πfc*t)+Vsm/2*cos{2π(fc-fs)t}-Vsm/2*cos{2π(fc+fs)t}
となり周波数はfcとfc-fsとfc+fsで構成されるはずです。
変調度はVsm/Vcmですが、過変調で1を超えたとしても側波帯が広がる理由がわかりません。
側波帯の幅は、fc+fs(もしくはfc-fs)において信号波(fs)の周波数の幅と同じと思っているのですが、それ自体間違ってますでしょうか?
側波帯の幅についてと過変調における側波帯の幅についてご存知の方がいらっしゃったらご教授お願い致します。
お礼
大変わかりやすい説明で参考になりました。 ありがとうございます。