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漢詩について(巌谷一六氏)
下記の漢詩(巌谷一六氏)の日本語訳を 教えていただけないでしょうか。 終南陰嶺秀 積雪浮雲端 林表明霽色 城中増暮寒 癸巳夏六月 一六居士修 よろしくお願い致します。
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巌谷一六(天保5・2・8-明治38・8・12)氏は、政治家もしていましたが、書家として有名です。最初の4句は唐の詩人祖詠の「終南望餘雪」という漢詩です。この詩は有名ですので、唐詩選などの書籍に書かれていると思います。最後の「 癸巳夏六月 一六居士修 」は 巌谷一六氏が、その書を額とか掛け軸に書かれた日付を書いています。明治26年が該当年になりますので、その年の6月に書かれたものでしょう。
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回答No.2
およその意味は、「終南山の北側の嶺がみごとだ。降り積もった雪が雲の端と同じ高さに浮かんでいるかのようだ。林の外の晴れ上がった空の美しさ。街中では暮れ方の寒さが増してきた」といったところでしょうか。 「終南」は長安南方にある「終南山」。「陰」には「山の北側」の意味がありますから、「陰嶺」はおそらく長安から見える終南山の北側のこと。「城中」の「城」は長安を指すのでしょう。 読み下しは、全く自信なしですが、「終南の陰嶺 秀でたり/積雪 雲端に浮かぶ/林表 明霽の色/城中 暮寒を増す」くらいでどうでしょうか? あんまり信じないでくださいね。 作者は、No.1の方のおっしゃるとおり「祖詠」で、その詩を巌谷一六が揮毫したということでしょうね。
質問者
お礼
早々と ご回答をいただき本当にありがとうございました。 心より感謝致します。 和訳もありがとうございました。
お礼
早々に 御回答をいただき 本当にありがとうございました。 心より感謝いたします。 もっといろいろと漢詩の勉強をしたいと思いました。