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乾きやすさについて2
先日乾きやすさについて質問したものですが http://okwave.jp/qa2653717.html もう少し理解を深めたいので別の質問をさせてください。 たとえばある開放された空間が気温が20℃で相対湿度が70% の状態があって、その空間での水分の乾きやすさと同じ乾きやすさの 開放された空間の気温が10℃の時と、気温が30度の時の 相対湿度を求めたい時はどのように計算したら良いでしょうか? よろしくお願いしたします。
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先日,質問に答えましたnatlliumです。 すでに指摘されていますように計算で正確に出すのは難しいようです。 私もわかりません。 前回の回答での,「室温付近の10度の温度上昇で速度が概算で2倍」というのは水の蒸発にまだ余裕がある相対湿度では使えるのですが, たとえば同じ30度でも,湿度100%に近い雨降りの日と湿度70%の日では,当然同じ蒸発速度にはならないです。 (正確に言えば,高湿度では水蒸気から水に戻る速度が速いので,見かけ上蒸発速度が遅くなる) No3の方の回答は,蒸発速度が同じになるためには,高温ほど高湿度という傾向は正しく導けているのですが,実感とは合っていないように思います。たとえば, 気象庁のサイトで調べた2006年の東京の月平均気温と相対湿度 8月 27.5度,69% 10月 19.5度,66% 12月 9.5度,52% 8月と12月の洗濯物の乾き方は実感で数倍は違っています。 先の質問での回答で強調しましたように, 温度の効果は非常に大きいので,20度,70%と同じ蒸発速度を10℃で出そうとするとカラカラの乾燥状態か,あるいはそれでも及ばないくらいではないかとおもいます。 逆に,30度で,20度,70%と同じ速度にするにはおそらく90%とかかなり高い湿度にして蒸発量を抑える(水に戻る量を増やす)必要があるでしょう。 まとめると, ★蒸発速度に対する気温の効果は非常に大きい ・気温が異なるときの蒸発速度を比較するときは,相対湿度差が非常に大きくない限りは,高温と低温の蒸発速度は入れ替わらない ・室温付近では,湿度が極端に高くなく,系が開放されていれば蒸発速度は10度の気温上昇でおおむね2倍になる
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A1です。追加 これは、私の単なる思いつきです。 洗濯物の表面温度と、空気の温度との差が大きいほど、蒸発速度が大きいと考えられます。洗濯物の表面温度はいくらか、ということですが、乾湿球温度計の湿球の温度で、代用してみたらどうでしょうか。 (乾湿球温度計はご存じかと思いますが、温度計が2本並んでいて、一方は水で濡らした布が巻いてあります。表面から水が蒸発する、その気化熱で目盛りが気温よりも低く指します。空気が乾燥しているほど、蒸発量が多く、より温度が下がりますので、その値を利用して、湿度を測定するものです) 下のサイトでみてみますと、 気温20℃ 湿度70% ならば 湿球=16.7℃ となります。つまり温度差=3.3℃ そこで、 気温10℃のとき、温度差が3.3℃になる湿度を調べてみると、58% 気温30℃のとき、温度差が3.3℃になる湿度は、76% です。 乱暴な見方ですが、 20℃ 70% は 10℃ 58% 30℃ 76% に対応している、と考えてみようというのが私のアイデアです。 温度が低いと湿度が低くないと乾きにくい、温度が高いと湿度が高くてもOK、という常識とも矛盾しません。 もちろん、温度が高いと水分子の飛び出すスピードがおおきいのでは、とか、風の影響がどうだとか、さまざまな問題はあると思いますが、私の力では、今すぐは何ともなりません。 1つの考え方と見てください。 蒸発速度はなかなかむずかしい問題みたいです。 http://oshiete.eibi.co.jp/kotaeru.php3?q=1423994 にもむずかしさについて触れられていました。
A1です すみません、質問をよく読んでませんでした。 全くの勘違いで申し訳ありませんでした・・・・・。
湿度=空気に含まれている水蒸気量/飽和水蒸気量×100 です。 ですから、下のサイトの表で、 20℃の値 17.3×0.7=12.11g これが、湿度70%の空気中の水蒸気量です。 したがって、 10℃のときの湿度=12.11/9.4×10=129% 100%を越えてしまいました。このばあいは、20℃から温度が下がり、14℃になったら、湿度が100%になってしまいますね。この14℃を露点といいます。 30℃のときの湿度=12.11/30.4×100=40% となります。 いずれも下のサイトの表の右端、飽和水蒸気量の値で計算しました。 飽和水蒸気圧mmHg、hPa の値で計算してもいいです。