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信用情報の入手
新しい取引先の信用情報を入手するとき、帝国データバンクか商工リサーチより情報を入手しますが、聞くところによるとこれらの機関は金融機関を情報を仕入れているということですが、本当なのでしょうか。取引先だけの情報だと裏がとれないらしいです。
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経験則的に知りうる限りの情報をお話します。 帝国データや商工リサーチはまず会社にヒアリングを行いますが、経営者が拒否している場合は取引先にヒアリングを行います。それでも無理な場合は金融機関に聞く場合があります。 取引先に請求書等を見せてもらい、金融機関を把握し、金融機関にヒアリングすれば決算書の概要を教えてくれるからです。詳細は別途独自の調査をするのでしょうが、金融機関をニュースソースにしていることは否定できません。 金融機関でも会社がヒアリングを拒否しているということは伝わってきます。会社がヒアリングを拒否すると情報が更新されませんから、調査機関は十分な証拠によって評点を出せなくなります。そうするとその評価結果を見た金融機関は機関自ら保有する会社の情報とのギャップを認識し、「会社がヒアリングを拒否しているのでは」と察知します。これにより融資枠が急に狭くなるケースも多々あります。 結局調査機関と金融機関は持ちつ持たれつになっているケースが多いようです。
お礼
通常はヒアリングを拒否しないのですね。ご経験があるだけにご説明に説得力がありますね。ありがとうございます。