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炎症
今、肺炎について調べている所です。 肺炎の臨床症状に、咳嗽時の胸部痛、とか喀痰とかありますよね。 そして気になったのですが、どうして炎症が起こると疼痛が起こるんでしょうか?? 教科書を見ても炎症=疼痛という記述しか見つかなくて困っています。 どんな事でもいいので教えて下さい。お願いします。
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「炎症」という症状の内訳は発赤・腫張・疼痛・発熱で、そのすべてにプロスタグランディン類が関わっているという考えが主流になっているようです。アスピリンは消炎・鎮痛・解熱剤として知られていますが、アスピリンの作用にことごとく拮抗する物質としてプロスタグランディン(PG)類があります。すなわち、PG類には炎症惹起・発痛・発熱作用があるであろうことが推測されたわけです。 現実には、生体内でPGE2、PGI2などは血管拡張作用・血管透過性亢進作用を持ちますが、単独ではその作用は弱く、むしろ、ヒスタミン、ブラジキニンなどの血漿滲出作用を増強することにより明らかな発赤・腫張をもたらします。発熱作用に関しては、PGE類を中枢、視床下部に投与することで明確な発熱が確認されています。 ご質問の「発痛」に関しては、まだ確定的ではないようですが、PG自身は発痛物質ではなく、痛覚過敏を誘発するとされているようです。 痛覚の受容器が露出している水疱にブラジキニン、ヒスタミンなどを投与すると、痛みを起こしますが、そこにPGE2などを入れると、感覚受容器の疼痛閾値を下げることにより、痛覚過敏状態になることが確認されています。(アセチルコリンも関与するようですが、詳しくないので。) 実際に炎症を起こしている部位ではさまざまな炎症のケミカルメディエーターが放出されます。ヒスタミン、ブラジキニン、PG類、各種サイトカインなどが相互に作用して発赤・腫張・疼痛・発熱を引き起こすので、炎症の起きている時には疼痛を伴う、という構図ができるのだと思います。
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- kawakawa
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課題なのでしょうか? 炎症が起こっている場合,多量に放出されている物質がありますネ。 プロスタグランジン セロトニン ヒスタミン ブラジギニン アセチルコリン‥ これらをキーワードとして考えてみませんか(例示したものの全てが痛みを引き起こすとは言ってませんヨ)? 生理学の分野から専門家として 以上kawakawaでした
お礼
課題にここまで入れる必要はないと思いながら気になるのです……。 ヒスタミンとプロスタグランジンのあたりは教科書と戦ってみました~。 なるほどなるほど……とちょっと感心しております。 とても助かりました。ありがとうございました~vvvv
面白い質問です。回答します。 体の内部で組織が犯された時、その部分に血液を大量に送り込んで局部的に体温を上昇させますよね?その高温が痛みかな? 難しい,,,,教えてgoo!
お礼
難しいですよネ!!(泣) 絶対ここまでは入れなくていいと思うんですけど、気になり出したら止まらなくて……っ!! ありがとうございました~vv
- tamatokuro
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専門用語なのでよく分からないのですが、私なりに考えてみました。 風邪を引いて咽喉が痛いという症状は、咽喉の炎症ではないでしょうか。 炎症した患部は非常に敏感になってます。
お礼
ありがとうございます。 もしかしてワタシと同じ立場の方ではないかと思います(笑) わざわざありがとうございます~vv
お礼
うわー、ありがとうございます……っ!! とても助かります。 閾値云々は何かで読んだ気がします……。(さっきまで調べていたんじゃないんですか。) 頑張ってこれから噛み砕いて理解したいと思います(笑)