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どんな社会が多くの問題を解決するとお思いですか?

どんな社会が多くの問題を解決するとお思いですか? また、どんな社会が理想だと思いますか? 非常に抽象的な質問ですな。

みんなの回答

  • gootttt
  • ベストアンサー率61% (191/309)
回答No.6

もう少し追加で意見させてもらいます。 No2で日本には民主主義の前提条件が整っていないという事を言いました。 その民主主義の前提は『キリスト教から来る生の肯定』『論争を経て理論を進歩させる伝統』『科学的に物事を分析する、理への信頼』『体系化された法』などです。 これらはどれもとても大切ですが、その中で一番簡単に出来るはずなのに出来てない『論争』の大切さをもう少し詳しく説明します。 論争の意義 欧米では異なった二つの異見があった場合。公の場で(国会や新聞やテレビの前で)論争を行い、一定の区切りが付くところまで結論を出したり、問題を整理したりします。 そして、そこで行なわれた論争とその時に出た結論が社会の共有財になるので、次に同じような問題が発生した時に『前回』の結論を持ってきて『この時はこれこれこういう理由でこういう結論が出た』と、前回の結論から議論を再スタートする事が出来るわけです。 それに対して、日本は本来の意味での論争が行なわれない無い為、短期的に激しく燃え上がりそのまま立ち消えしてしまうので、後には何も残らないので、議論のたびに0から論争を始めなければいけません。 例えば、日本で何年ごとに浮かんでは消える核武装論議も一度キチンと徹底的に議論をして『これこれこういう理由で持たない方が良い』と結論をはっきりさせれば、核保有議論が起きる事も無いのです。 異なる意見を対決させると、一方の偏った意見は反対側の意見に相殺されるので最適な判断の付近で意見の均衡が生まれるわけです。 人が最適な判断をするときこれが最も優れた手法です。 そしてその論争の過程と結論は新たな問題を解決する為のデーターバンクになるわけです。 これと全く同じ事を司法では『検察と弁護人』が行い、その論争の過程と結果は『判例』として大いに重宝されています。 何故ならそれが最良の手段だからです。こんな良い方法を司法以外の場で使わないのは勿体無いです。 ですから、日本は核に限らず全ての問題でもっと徹底的に論争をするべきだと思います。しかし日本人は議論する事すら許さない文化があります。 議論が成り立たない理由は主に二つです。 一つ目は、日本人の論争への理解の低さです。 日本人には、論争自体を『醜い争い』『大人気ない』という幼稚な認識があります。また論争の必要性を分かっていないので、核武装論議の必要性を唱えただけで『核保有を目論んでいる』とかずれた考えしか思い浮かばないわけです。 日本国には戦略性が無いと良く言われます。しかし戦略というのは十分な論争(議論)なしには構築できるものでは有りません。核論議も許さないような状況で核戦略を立てろというのは両手両足を縛ったままフルマラソンをやり遂げろと言っているようなものです。 二つ目は、対立する意見に共通の目標が無い事です。 欧米には『キリスト教』という全国民に染み付いた共通の倫理観があり、長い国際関係で培われた『国益』という名の『公益』を考える考える習慣があります。 それに対して日本にはどちらもありません。特に『公益』という考えが乏しいです。 個々人の考えが全て一致するなどありえない事ですから、本来はある程度『公益』で物事を考える必要があります。しかし日本人には『公益』という考えが乏しいので、全て各論『個々人の感情論』になってしまうのです。これでは論争が成り立つわけがありません。 つまり、論争から結論を求める体制を、文化を、習慣を持つ国が、最も多くの問題を解決できる国です。 日本でそれが出来てないのは、日本人が論争の大切さを知らない事と共通の目的が無いことが主な原因だと思います。

5ji55fun
質問者

お礼

有難うございます。 >民主主義の前提は『キリスト教から来る生の肯定』『論争を経て理論を進歩させる伝統』『科学的に物事を分析する、理への信頼』『体系化された法』などです。これらはどれもとても大切 しっかり覚えたいと思います。 >本来の意味での論争が行なわれない無い為、短期的に激しく燃え上がりそのまま立ち消えしてしまう これでは解決がいつの事になるか。問題の山も徐々に確実に増えていく事は確かで途方にくれる人と無力感だけが増大していきそうです。 >異なる意見を対決させると、一方の偏った意見は反対側の意見に相殺されるので最適な判断の付近で意見の均衡が生まれる 意見を言った時何故そのような意見を持ったのか、さらにその根にある精神的な背景や動機をも含め互いに確かめ合う事で公益に近く値する結論と指標も生まれそうです。 >司法では『検察と弁護人』が行い、その論争の過程と結果は『判例』として大いに重宝されています 裁判で前例にない判決が下されると大きく取り上げられる訳が解かります。如何に人間性を最大に重んじて、厳密に執り行われなければなりませんね。 >日本人は議論する事すら許さない文化 >論争自体を『醜い争い』『大人気ない』という幼稚な認識 昔から和を重んじる習慣から発したものなのかなと思えます。しかしそれは狭い意味での和であったらいけません。 >『公益』を考える考える習慣 >『個々人の感情論』になってしまう 議論する事すら許さない文化サイダーの住人であると、そのような理念の基に思考を巡らした事が乏しく、結果、解決の行方や希望ある選択の片鱗が意識的にはっきりとは見え辛い事から自己保存を第一に考えた感情論が出てきてしまう事が可能性の中に大いに考えられ現実化してしまったものと思います。 >論争が成り立つわけがありません。 確かにその通りです。 >論争から結論を求める体制を、文化を、習慣を持つ国が、最も多くの問題を解決できる >日本人が論争の大切さを知らない事と共通の目的が無いことが主な原因だと思います。 たくさんの大切な事を教わった気がしています。目覚めなければならないです。

回答No.5

お金が余っているような裕福な人たちで構成される社会。 ・窃盗・強盗・身代金誘拐などのお金目当ての犯罪がなくなる。 ・社会・教育・医療その他全てのインフラが整っていて安全で安心して過ごせる。 ・治安秩序が整っている。 ・老後の心配がない。 などなど。

5ji55fun
質問者

お礼

ありがとうございます。 >・窃盗・強盗・身代金誘拐などのお金目当ての犯罪がなくなる。 >・社会・教育・医療その他全てのインフラが整っていて安全で安心して過ごせる。 >・治安秩序が整っている。 >・老後の心配がない。 多くの質問に対するそれを満足するための必要に不可欠な押さえ所を挙げて頂きました。

回答No.4

No.1さんへ、、 『民主主義』に含まれる、 『自由』と『平等」は相反します。 つまり、 『自由』を個人主義に 『平等』を一定以上の格差を確定された社会での状態、 アメリカにいたっては、CFR関係者らごく限られたメンバーだけに許されるものとしたのが、 アメリカの民主主義の本質にあるを思います。 だから、マネー経済に依存し、 他国に民主主義=資本主義という概念付けで、 資本主義を導入させ、 他国のインフラ企業を株式会社にして上場させ、 その大株主になるか、TOBするかで 現地国民が本来給与として支払われるべき企業利益を 株主分配にまわし、 結果、、略奪してる経済構造ではないでしょうか? 学問的に、概念として取り上げられは、してませんが 日本の戦前の税制構造のほうが、 国民視点での 税金配分がされ、(半分が地方に回されて、別途義務教育予算があった) 国民一人ひとりが自由闊達な発想(自由)で、 しかも、公共心が高く、 謙虚で自然や他の生き物、生命への尊崇の念も根付いた ヒジョーに上手くオーガニゼイションした文化に思います。。 子供にしろ、 社会の必要で割り出したマニュアルでそこに子供の型をはめようとしてるだけでなく、 一人ひとりの個性を最大に昇華させ、 国家、社会への貢献に価値を自然と見出す文化・・ 時代、自然により、、 異変が起こった時のために 自然は、天才を生み出します。。 安倍政権CFRのマニュアル教育では いくら資本をかけても天才は生まれない。。 彼らが出来る発想は、 それまでに既にあったものの組み合わせに過ぎない。。 だから、、マニュアル教育は間違ってるし、 危険でもあり、 子供の伸びようとする本能を押さえつけるから、 イジメ問題が陰湿化、敷衍する・・?? 国連のアウト・ロー国アメリカから、国連そのものが権限を取り返し、 しっかりと、個別の国家の権限を尊重する世界戦略しか受け付けないように 国連政府に結集して、アメリカの暴力に立ち向かうことだと思います。

5ji55fun
質問者

お礼

ありがとうございます。 >現地国民が本来給与として支払われるべき企業利益を株主分配にまわし、結果、、略奪してる経済構造 すごい。読みです。物事を複雑にし、解かりにくくも、形を変えた殖民と言葉にしないそれですな。カラクリ。決して、利得者は、それをそうとは、言わない。 >公共心が高く、謙虚で自然や他の生き物、生命への尊崇の念も根付いたヒジョーに上手くオーガニゼイションした文化 確かに、命と心を大切にする解かりやすい心の文化の存在がありました。 >個性を最大に昇華 >自然は、天才を生み出し なるほどぉ。今まであったうまくいった事例を再現するのではなく、人の生きていこう、より良くしようという自然発生的な心から繰り出てくる、そのものが解決をなしえる可能性を持つ。 いろいろ考えさせて頂いてありがとうございました。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.3

塩野七生さん(ローマ人の物語の著者)は、歴史的に見て、社会が衰退するときは、今までの成功パターンが失われるのではなく、成功パターンを繰り返すことによって、社会全体が変貌していって、その結果今までの成功パターンを繰り返すことが、全体の衰退となるということを書いておられます。    衰退が大きな流れになってしまってからでは、根本的な対処をするだけの時間や経済的余裕が失われ、その場限りの対処療法は、一時しのぎになるだけで、場合によっては事態を一層悪化する原因ともなるようです。  ですから、固定した価値観を観念的に強制することのない社会が、社会の変貌に一番有機的に対応できるかと思います。(非常に抽象的ですね。)  現在の政治システムでは、民主主義が不完全ながら、これに一番近い性質を持っているようです。  宗教と言う絶対的な価値観を作ってしまうと、社会変化に対応した価値観の変動に対応できません。  イスラム教は、教祖マホメットが教えを広めた当時は、中近東地域に画期的革新的な民族融和をもたらす価値観を社会全体にもたらしました。  しかし、現代においては女性に対する社会的地位を守ることに対しては、十分機能していません。  キリスト教も、1000年近い異端排斥の暴力を振るい続けた結果、政治システムに対する第一の価値観ではなくなることで、社会の中に定着しています。(未だに、キリスト教に基づき、進化論を否定する教育 をすべきだと主張している人々もいますが。)  仏教を前面に押し出した、政治システムは現在の所、社会全体では大きな力は持っていません。(公明党・・・創価学会・・・日蓮は仏教でつながっているのでしょうか?池田イズムではあると思いますが。)

5ji55fun
質問者

お礼

ありがとうございます。 >成功パターンを繰り返すことによって、社会全体が変貌していって、その結果今までの成功パターンを繰り返すことが、全体の衰退となる 随時、その時々に見合った最善の価値があるという事と理解しました。 >固定した価値観を観念的に強制することのない社会が、社会の変貌に一番有機的に対応できる なるほど。常に変化し、まったく同じ組み合わせは、ありえないですからね。 常に、より良く、社会の底辺にある問題を無視せず、一つずつの問題を解決する為にどうしたらよいか考える、より良き社会を生み出していこうという気概と淀みない実践が、功を奏するのだと思えました。

  • gootttt
  • ベストアンサー率61% (191/309)
回答No.2

完璧な人間がこの世にいないのと同じように、画一的で万能なこれという答はないと思います。 ただ、日本の場合はもっと民主主義を深く理解するべきだと思います。 日本は民主主義を『輸入した国』です。 日本にとって民主主義とは外から入ってきた『制度』であり、西洋のように内から沸いて出た『文化』では有りません。 欧州ではフランス革命や名誉革命が起らなくても、いずれ民主主義は生まれていたでしょう。 何故なら、民主主義は『キリスト教から来る生の肯定』『論争を経て理論を進歩させる伝統』『科学的に物事を分析する、理への信頼』『体系化された法』等、欧州の文化伝統習慣から生まれた『当然の結論』だからです。 それに対して日本では黒船が来なかったら、今でも日本には民主主義破存在していなかったと思います。 そして日本は民主主義を輸入しました。 しかし表面的な『民主主義』という『結論』だけを取り入れても、それ以前の前提条件が分かっていなければ意味がありません。 例えば、『民主主義とは何か』という命題が、日本では浅い理解のまま『もう分かっているよ』と議題にすら昇らないのに対し、欧米では数百年たった今でも繰り返されています。 ですから民主主義を深めるには、論争=醜い争いというイメージを捨てもっと活発に行なう必要があります。その時の論争と一定の結論が社会の公共財となり、私たちの社会を改善していくのです。 また理への信頼感も日本人は少なすぎるともいます。個人の思いつきや感情論ばかりが尊ばれ、何百何千の専門家が長い時間をかけて研究してきた理論がお堅い話と蔑まれています。この現状も問題があると思います。 『体系化された法』つまり法治主義への理解も足りないと思います。長らく人治主義を続けてきた日本は法治主義における『公私の区別』への理解が全く足りていません。どこまでが法律がやるところで、どこからが個人がやる事なのか分かっていないわけです。だから個人情報保護法が施行されると、生徒が『先生に手紙が書きたい』と学校に住所を聞いても、学校は教えないなど、際限なく保護してしまうわけです。

5ji55fun
質問者

お礼

ありがとうございます。 >日本は民主主義を『輸入した国』 たしかに!そのとおりです。 >日本にとって民主主義とは外から入ってきた『制度』であり、西洋のように内から沸いて出た『文化』では有りません。 >民主主義を輸入 そうですね。基本的な精神的な位置付け、裏づけが、必要を呈して純粋に生まれ模索され根付いたものでは、ないと思います。言葉を変えれば、都合の良かった借り物です。もし借りなければ、日本はどんな方式を理想として探ったでしょうか。ね? >生の肯定 >論争を経て理論を進歩 >理への信頼 >法 なるほど。すべての人が、自分を確認できることが可能である土壌、基盤、ですね。 >『民主主義とは何か』という命題が、日本では浅い理解のまま『もう分かっているよ』と議題にすら昇らないのに対し、欧米では数百年たった今でも繰り返されています。 深い意味を感じました。しかも解かりやすい。利己的で満足してしまう人々が多いのでしょうか。数年前出版された、まさに言葉は悪いですが『バカの壁』ですね。 >個人の思いつきや感情論ばかりが尊ばれ、何百何千の専門家が長い時間をかけて研究してきた理論がお堅い話と蔑まれています なるほど。ここそこあそこで垣間見られる現象ですね。広く、真剣真摯により良さを求める心から発せられた言葉と。言った人の責任と、多くの人の目覚めた理解が必要と感じました。 もっと考えさせられますが、意味の在ることと感じえています。ありがとうございました。

noname#22268
noname#22268
回答No.1

世界の諸国の理想とする所は祭政一致の国体です。事実、米英はじめイスラム圏など各国が政教一致を基本としています。日本も明治以来、戦前までは神道を国教として政教一致を採っていました。 また例えば聖武天皇は理想の仏国土として国を治めようとした。奈良の大仏が其のシンボルでした。所が敗戦によって日本はGHQによって解体され、政教分離が行なわれた。 結果として神道は軍国主義だとして日本人まで批難の的としました。その結果、日本人のモラルは低下の一途を辿り、今のカオス社会にして、セックス、スポーツ、スクリーン、犯罪が溢れる社会としました。 連合国は植民地を奪った日本を許せない。だから原爆を落とし、政治と教育から宗教を奪って骨ナシにして、次は少子化に成功した。こうして次々と日本絶滅計画を成就させています。 其れに迎合して戦後のリーダーたちは悉く渡来のイデオロギー(異教性)を吹聴して日本をミスリードして来ました。以上から、多くの問題を解決する決め手は天地の整合性、祭政一致、言行一致の伝統的な宗教によるほかは無いと言えます。

5ji55fun
質問者

お礼

ありがとうございます。 >祭政一致の国体 >日本人のモラルは低下の一途を辿り、今のカオス社会にして、セックス、スポーツ、スクリーン、犯罪が溢れる社会としました。 >日本をミスリード あらゆる自由の裏側にある、それをその人なりに形にしようとしている、何を満足させようとしているかの動機そのものを、モラルと、全体化したときにどんな事が起こりうるかを垣間見たとき、自分が何をしようとしているかに気付くということでしょうか。 確かな前進について。

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