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債券価格と利回りの関係について学ぶ
- 債券価格と利回りは反比例の関係にあります。債券価格が上昇すると利回りは低下し、債券価格が下落すると利回りは上昇します。
- 市場金利の上昇に伴い、債券価格は下落し、利回りは上昇します。逆に市場金利が低下すると、債券価格は上昇し、利回りは低下します。
- 投資信託や債券、保険などについては、初心者向けのサイトで簡単に説明されています。是非それらのサイトを利用して、勉強を進めてみてください!
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・債券価格上昇→利回り 低下 ・債券価格下落→利回り 上昇 について 債券の利息は、その債権の市場価格ではなく、額面に対して一定の率(表面利率:クーポンレート)で支払われます。つまり、ある特定の債権を取得する金額は市場価格なので変動しますが、入ってくる利息は一定です。だったら、高く買えば=(債券の価格が上昇すれば)利回りはに低下し、安く買えば=(債券の価格が下落すれば)利回りは上昇することになります。わかりますよね? たとえば、償還期間が5年で表面利率が3%という債券があるとします。この債券の市場価格が105円だとした場合に、この債券を購入した人は満期時には額面の100円で償還されるわけですから5円損(償還差損)をすることになります。最終利回りを計算すると次のとおりです。 (3%+(100-105)/5)/105×100=1.905% つまり、利率だけをみると3%ですが、買った人が手にする最終的な収益を利回りにすると1.905%になってしまうということです。一方、この債券の市場価格が95円だった場合には満期時には5円の償還差益が出る(額面100円-95円)ことになります。最終利回りを計算すると次のとおり。 (3%+(100-95)/5)/95×100=4.211% 計算すれば分かるように、債券価格が低下すればするほどその利回りは上昇し、反対に債券価格が上昇すればするほどその利回りは低下していくことになります。 ・市場金利上昇→債券価格 下落 ・市場金利低下→債券価格 上昇 について 債券の価格は金利の動きと大きく関係があります。金利が上昇していけば低い表面利率の債権は買い手がいなくなりますから債券価格は下がっていき、結果としてその債権の利回りは向上し、市場金利に近づきます。金利が低下していけば債券価格は上がり、結果としてその債権の利回りは市場金利に近づきます。わかりますよね? したがって、買ったときよりも債券価格が下落しているとき、つまり金利が上昇しているときに途中売却すると最悪元本割れの可能性があり、価格が上昇しているとき(金利が下がっているとき)に売却すればより多くの利益を手にすることができるというわけです。 > 投資信託について、ゼロから勉強をしております。 > 投資信託・債券・保険等について FPの勉強をしてるならまず参考書をよんで見ましょうね。
お礼
とても分かりやすく教えてくださって ありがとうございます! ノートに写して何度も読みなおさせていただきました。 助かりました!