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模試のやり直しの効果って?
よく学校などで「模試は必ずやり直しをしろ」と良く言われますが、これは「一回やったことのある問題を解くのが効果がある」のか、「模試を解くこと自体がセンター問題対策として有効」なのか、それともそれ以外なのか、どうなのでしょうか。 一応1年間受けた模試はとってありますが、グチャグチャになっていて整理するのも大変だろうし、過去問を解くだけでいいなら自分で買ってきてもいいような気もします。
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- greenhouseeffect
- ベストアンサー率54% (35/64)
見直しをする上で一番重要なことは、テストの準備をどれだけしたかということです。準備もせずにテストに挑み、見直しをしても身が入らないことが多いようです。そうなると見直しをしてもたいした効果がありません。見直しをしてもしなくても同じだと考えているのは、つまりその準備が明らかに不足しているということです。 人間は喜怒哀楽の感情を強く感じることで、そのときの出来事を強く記憶します。感情が強いほどその記憶は鮮明に長期間保存されるものです。 では、どのようにすれば喜怒哀楽を感じることができるでしょうか。 それはしっかり準備した上で何かに挑み、その結果を知ったときに、準備の効果が現れた点や不十分だった点をしっかり反省することです。 スポーツでもそうでしょう。毎日しっかり走りこみをして試合に臨んだとき、たとえ負けても自分のスタミナが上がったことを実感することもあるでしょう。すると、自分はまだ瞬発力が足りないと練習方法を改善することができます。たとえ勝ってもまだスタミナが足りないとさらに走り込みをするかもしれません。これは、試合前に十分に苦しい思いをしていればこそ感じることのできる感情です。もしも、毎日の練習を適当にやると、試合の結果に対する感情も「ま、こんなもんだよな」といった具合でなかなか次にはつながりません。 勉強も同じです。適当に準備をしていれば、その結果に対しても特に興味を持たなくなってしまいます。結局テストの時間が退屈になり、その退屈さを乗り越えた満足感と開放感だけが残ることでしょう。だから、テストの見直しもしませんしテストの内容もすぐ忘れてしまうのです。すると、自分が間違えたところもほったらかしですので、次のテストでも同じ間違いを繰り返します。厄介なのは本人が同じ間違いを繰り返していることに気がつかないということです。さらに厄介なのは、適当に準備することで(例えば教科書や資料集をただ流し読みするだけ)、理解したつもりになってしまうことです。理解したつもりであって、全然理解していないのにそのことに気がつかない。これは大変危険なのです。 テストの点数が返ってきたときだけ喜怒哀楽を感じる人もいますが、準備せずにいい点数を取ってしまえばますます勉強しなくなるでしょうし、悪い点数をとっても「俺は勉強すればできる。今回は勉強しなかったからとれなかっただけ。いつか本気を出せば…」と言い訳を言うだけになってしまいます。よくあるいいわけですね。得てして勉強しても、勉強量に比例して成績が伸びるなんてことはないのに。 しっかり準備をしていればこそ、早くその成果を知りたくなるものです。そして、その結果に対し強く感情を抱き、強く記憶することができるのです。 また、これを常に行っていれば、数ヶ月前のテストの問題を解いたときにも当時と同じような感情が生じますので、時間が経過したことで薄れてきた記憶を再び強くすることができますよ。
- kawaisosu
- ベストアンサー率48% (19/39)
出来なかった部分の理解を深めるために必要なのだと思います。 いくら問題を解いたところで、間違った問題をそのままにして進むのでは穴だらけになってしまいます。 ひとつひとつ、出来ないことを潰すのが大切なんです。 まして模試は予備校などが「本番の試験にできるだけ近い問題」を予想してだすものです。 (「本番に近い」かどうかがその予備校の評価にもつながってきますから。) そこでの間違いを正さずに本番で間違うほど愚かなことはありません。 模試なら詳しい解説もあるはずですから、それをよく読んで出来なかったところを重点的に復習することをお勧めします。 がんばってくださいね。
- johnyangel
- ベストアンサー率23% (142/594)
私の高校の時の先生は、 ”模試はやり直しをしろ、といっても終わったらみんなやる気がなくなるだろうし、ちゃんとできないだろうとおもうので、模試を受ける前に精一杯勉強して対策して、終わったら遊ぶのがいいとおもうよ”と言っていました。笑。実際そうだと思います。逆にいえばみんながやりなおしをしないから、先生たちは”模試のやりなおしをしろ”というし、ほんの数%のまじめな人はやり直しをすることで、同じ問題を間違わないという利益を手にしているんだと思います。 やりなおしは問題を覚えている間にやれば、すごいスピーディに弱点を発見できますが、1週間あいてしまえば、”こんな問題やったかな? ”状態になり、結局やり直す意味がほとんどなくなる(というかすっかり忘れてるんならぐちゃぐちゃになった模試より、新しい過去問のほうがよっぽど良いきがしますね)なので覚えている間なら、模試のやり直しは良いと思います。まあbetter than none(やらないよりやったほうがまだマシ)という感じですよね^^別に模試にかぎらずすべてにいえることを先生たちは言っていると思います。