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缶詰、レトルト食品はなぜ長期間腐らないの?

缶詰やレトルト食品はなぜ長期間腐らないのでしょう? 空気が抜いてあると言っても 食品の中自体にも微量に空気は入っていると思うし うまく真空にしても質が変わると思うのです。 小さい頃からの謎でした。

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回答No.4

腐るかどうかは、あまり空気は関与していません。酸素が無くても微生物が居れば腐ります。 腐るのは、微生物(目に見えるものではカビ、有名どころでは乳酸菌、納豆菌、大腸菌などなど)が増えて食品を分解しているからです。今では当たり前のこの事は、パスツールが発見してから150年くらいしか経っていません。それは肉汁を煮沸して殺菌したあと、微生物が入らないように工夫したスワンネック(白鳥の首)のフラスコで放置しても腐らない事から、腐る原因は微生物が外部から入る事による、と言う事です。 微生物が居なければ、腐らないのです(厳密には生肉等では自己消化酵素でいたみますけど)。 缶詰やレトルトは空気の流通等を防いでいる訳ではなく、高温、高圧(121度、1気圧)で滅菌(全ての微生物を完全に死滅)したあと、外部から密閉している訳です。

kadaj-K
質問者

お礼

大変わかりやすかったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • tomoyaok
  • ベストアンサー率40% (79/195)
回答No.3

一般的に食品の質が変わるのは 1)微生物の繁殖(腐る) 2)脂質の変質 3)タンパク質の変質 がメインです。 缶詰・レトルトは加熱殺菌を行っているので1)の問題をクリアしています。 また、アルミパウチ等は光を通さないので2)の問題も起こりにくい。 溶存酸素の分だけは長期保存中に脂質の酸化に使われそうですが それも加熱しているのでかなり少なくなっているはずです。 さらに3)についても加熱済みなので生ものとは異なりその点での 変質の影響はおそらく極微少でしょう。 以上の理由から腐らず、しかも長期保存ができるのです。

kadaj-K
質問者

お礼

ありがとうございました。 長年の謎が解けました。

noname#25792
noname#25792
回答No.2

密封後に加熱殺菌を行っているからです。 日本缶詰協会のQ&Aページ http://www.jca-can.or.jp/qanda/qa_index.htm 「46. 缶詰、レトルト食品の保存性について教えてください」をどうぞ。

kadaj-K
質問者

お礼

ありがとうございました。 参考にいたします。

  • cozyskt
  • ベストアンサー率28% (99/343)
回答No.1

空気が入らないからだけではなく、缶やアルミ袋に充填した後で殺菌しているからです。加圧加熱殺菌と呼ばれるこの殺菌方法(および殺菌装置)を「レトルト」といいます。

参考URL:
http://www.tcn.zaq.ne.jp/kanno/public_html/retort.htm
kadaj-K
質問者

お礼

とても細かいことまで書いてあって すごいです。 ありがとうございました。