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日本の戦後体制の影響
日本の戦後体制(米追従)は、どのような影響を国内外に及ぼしたのでしょうか?狭い範囲でもいいので教えてください。
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これは最近竹村健一さんと日下公人さんがラジオ番組で話していた内容なのですが、、 「日本人は戦後、米追従といいますか米国仕様の民主主義体制をアメリカが日本に対し指導し、この60年間そう我々は思ってきたけど、アメリカとは逆のある意味では実験的な民主体制を日本にやらせたんですねえ。その代表例が教育でしょう。アメリカにはあれだけの移民が居るにも関わらず、小さな子供のころから国家に対し、また国家国旗に対し絶対的な服従を教育している。先般のイラクへの戦闘開始の時など、日本で言えば国中右翼になったような、そういう雰囲気の場面がいくつもありました」 等などです。戦後米国が日本に指導した内容は、国家よりも個々を主体とし、様々な方向からの主義主張を交差させる社会でしたが、アメリカはずっとそうではなかったわけです。そういうことを、最近の話として、若き日に米国留学し、また米大学の客員教授等もしてきた彼らが話しをしているわけですから、日本人全体が如何に勘違いをしたままかと言う事がわかります。
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- yamanekotama
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戦勝国アメリカは 日本古来の伝統、気質まで一遍させる事に専念しました。(自由主義の押し付け、人間である以上自由などないのです。法律等で縛られているのです。) その際たる事は「自由主義」でしょう。個人は自分の主義主張を遠慮なく叫ぶ!何を言っても構わない、自分の保身の為平気で主張する!まさしく自己主義!自己保身のためなら平気で他人を攻撃する! 本来の一民族国家日本では考えられない事なんです。 問題の学校教育も根底から見直す時が来た!と断言できないでしょうか? 日本が世界に誇れる憲法が誕生して初めて独立国と世界は認めるでしょう。 ~現在まだ戦後です。全てアメリカ依存なのです~悔しいけれど・・・。
- weber7009
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日本の戦後体制はアメリカの占領政策に起因します。 アメリカの占領政策の基本は3R、5D、3S政策です。 ー3Rについて 復讐(Revenge)・・・アメリカ人は復讐心に燃えていた。 改組(Reform)・・・日本の従来のあらゆる組織を組み替える。 復活(Revive)・・・改革し復活、そして独立。 ー5Dについて 武装解除(Disarmamennt)・・・戦争放棄(憲法第9条)。 軍国主義の排除(Demilitalization)・・・軍隊の解体後、警察予備隊そして自衛隊の創設。シビリアンコントロールの確立。 工業生産力の破壊(Disinndustrialization)・・・軍国主義を支えた産業力の破壊。 中心勢力の解体(Decenntratization)・・・内務省の廃止、警察機構の分解(特高警察の解体)、財閥解体。 民主化(Democratization)・・・アメリカ的民主化。帝国憲法を破棄。天皇の象徴化。神道の政教分離。教育勅語の廃止。家督相続の廃止(民法900条)。新憲法の制定。農地解放。 ー3Sについて セックスの開放(Sex)・・・靴下と女性が強くなった。その分セックス産業が氾濫した。 映画の活用(Screne)・・・テレビの活用も含む。娯楽が多くなった。 スポーツの奨励(Sport)・・・戦後日本でプロレスの興業が始まる。アジアで最初のオリンピックを開催する。 以上の諸政策が実行に移されました。 朝鮮戦争特需で日本の工業力は回復し、冷戦構造の中で日本はアメリカの自由主義圏に組まれ(旧ソ連、中国は仮想敵国と見做した)、日米安保条約の下で自衛隊の軍備が強化された。 戦後60年、冷戦構造はソ連邦の崩壊とともに終焉を迎えた。隣国、中国の発展(経済的発展と軍事強化)に伴い、日本との軋轢が多くなったが、日本はアメリカの核の傘の下に依然として組み込まれている。