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日本国債の格付けを超えることはできない?
日本企業の格付けは日本国債の格付け(S&PでAA-)を超えられないと聞いたのですが、その基準ってどんなんでしょう。 一方でトヨタのような国際企業はその制限除外とのこと。その基準も教えてください。よろしくお願いいたします。
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「日本国債の格付け(S&PでAA-)を超えられないと聞いたのですが、その基準ってどんなんでしょう」というときの「基準」がどういう事を示しているのか、よくわからないのですが、ソブリンシーリング(例えば、日本企業の格付は、日本政府の格付を上回れない)の考え方は、政府自身が債務不履行になりそうな時には、増税は勿論の事、外為規制やらなんやらで、企業の債務履行能力を制限してしまう事が可能だから、政府以上の格付はつけられない、というものです。ごく例外的に、ソブリンシーリングを超える格付もありますが、それは、考え方としては、本社所在国が何をやっても、海外源泉のキャッシュフローだけでも債務を履行できるだろう、と格付機関が考えている、という事を示します。 元々格付け自体が、具体的な数字を基準にAだのAAだのと決まっている訳ではないので、ソブリンシーリングを超える格付になる「基準」は示せません。
お礼
ソブリンシーリングって言うんですね。ありがとうございます。 では、そのソブリンシーリングを超えて、日本国債よりいい格付けを受ける明確な基準ってあるんでしょうか。 大手自動車、大手家電くらい? 何社が「国債超え」してるんでしょうか。 また、国内中心の企業はどんなに財務内容がよくても国債の格付けで頭打ちってことですよね。