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母親の権利、財産の明確化

 30年ほど前に父がなくなった後、父の残してくれた土地〔東京と神奈川)を母と我々姉妹(3名〕が相続しました。  私は神奈川の土地を相続、現在居住中、妹は東京の土地のうち3分の1を母姉と分筆して相続。  母と姉は残り(3分の2)の土地に共同で小さなビル(4F)を建てて、母は3Fの一部、姉家族は4Fに居住、残り1F,2F,3Fの一部を事務所等として賃貸にしています。  このビルを建てるに際しては建築士である義兄の発案です。  詳しいことは分からないのですが、妹と私が資金計画に参画しなかったことから、ビルの建築に当たっては相応のローンを組んだものと思います。  我々と義兄との関係はあまり良くない状態で、加えて、姉と義兄の関係が非常に悪くなり、同居はしていても、夫婦間の意思の疎通はほとんどない状態です。  母と姉はこのビルの建築に関する資金計画について義兄からキチンとした説明を受けておらず、最近では義兄から最初に母へ説明、約束のあった額のお金が母にキチンと渡されていない状態です。  現在母は90歳で、やや身体が弱くなってきています。  このビルの建築に際してどのような資金計画で、現在返済がどうなっているのか、母に何かあったときに権利関係はどうなるのか、母、姉と私達が義兄に質問しても、機嫌を悪くするだけで、明確な回答は一切してくれません。  姉は母の権利については理解しているのですが、一切の書類保持、差配等は義兄がしており、彼の機嫌を損ね母を含めてお互いの人間関係が悪くなるのを恐れて、皆強くものが言えません。  義兄にキチンと実情を説明してもらい、母の権利を明確にすること、今後母に万一のことがあったときに相続の問題を含めトラブルにならないようにしておくにはどうすればよいか、アドバイスをお願いいたします。  

みんなの回答

noname#3856
noname#3856
回答No.3

権利書の在処も不明と言うことですが、補足しておきます。 TVなどでは、権利書がとられると何でも好きなようにされてしまうというようなイメージがありますが、実際は権利書「だけ」では、所有権をとられたりとか言うことはまずありませんので、この点はご安心ください。 むしろ、「実印と印鑑証明書」の方は十分気をつけて管理してください。 権利書がなくても「実印と印鑑証明書」があればある程度好きなようにされてしまうおそれがあります。 また、権利書で地番が特定できなくても「正確な住所」がわかっているのでしたら、登記所で地番を調査して登記簿謄本を請求することも可能です。 権利関係がはっきりした時点で、自分たちがとりうる手段というものを相談するようにすれば、問題点が整理できていいでしょうね。

noname#3856
noname#3856
回答No.2

不動産についての権利関係の確認のために「登記簿」の調査をすることが大切です。 権利書などで土地の「地番」を確認した上で、登記所にいって「土地」及び「建物」の登記簿謄本を入手してください。 登記簿謄本の「甲区」にはその不動産の「所有者」が記載されています。 登記簿の乙区には「抵当権」が設定されているはずです。 抵当権の内容を見ると「どこの銀行(抵当権者)」から「誰(債務者)」が「いくら(債権額)」借りているかがわかります。 これを確認した上で、市民相談や弁護士会で相談されるとある程度具体的な話が行えるでしょう。 なにも資料がない状態で相談に行かれても、「機嫌のいいときにちゃんと話をすることですね」程度に終わってしまうことが考えられます。 また、「自分たちでなんとか話をするのか」、弁護士に依頼して「調停」などの手段を執るのかも考えなければならなくなるでしょう。 まずは、可能な資料を取り寄せることから始めてください。

mukudesu
質問者

お礼

早々に適切なアドバイス有難うございました。 母、姉に尋ねたところ権利書の所在も不明確のようですので、先ずそこから確認、アドバイスに従い地番を確認して登記所に行くようにしてみます。  夫はややドライに、弁護士等に依頼して、内容証明郵便で義兄に質問状等を出したらよい、とは言いますが、日常的には姉、義兄と母は一緒の場所に住んでいるわけで,私も母のところには頻繁に行きますのでお互いの関係をギクシャクさせずに先ずは事実関係を知りたい、その上で疑問、納得のいかない点があれば対応したいと思っています。決して大きな建物ではないのですが、ローンを含む権利関係、母への支払いについてを土地の所有者である姉も知らない状況、金銭的にルーズな甥もいる事から心配しています。

回答No.1

相応の資産をお持ちのようですから、弁護士に依頼することをお勧めいたします。 1.弁護士より義兄への質問、調査 2.義兄とお母様の間の契約の整理、契約書の作成、改訂 3.お母様の遺言書作成 などを行うことが必要と感じます。 近親者であるからこそ、書面にて契約を行っておかなければ後のトラブルになることは間違いありません。ローンに当たっては当該ビルを抵当に入れていると思われ、共同債務者であることから、債務額等を管理する必要があることは確かです。

mukudesu
質問者

補足

早々のアドバイス有難うございました。  姉も日常的に義兄とはオープンな会話が出来ない状態で、母の年齢も踏まえて夫は、早い時期に弁護士等に依頼して、内容証明郵便で義兄に質問状等を出したほうがよい、とは言いますが、実質的には姉、義兄家族と母は一緒の建物に住んでいおり、私も母のところには頻繁に行きますので、お互いの人間関係〔特に義兄と)をギクシャクさせずに、先ずは事実関係を知りたいと思っています。  権利関係が明確になり、その上で疑問、納得のいかない点があれば改めて義兄に聞きたいと思っています。決して大きな建物ではないのですが、ローンを含む事実関係、母の権利〔あるいは負債)、それに伴う支払いについて本来の所有者である母、姉も知らされていない状況、また甥〔姉の息子)が金銭的に非常にルーズな事から、建物を担保等にされていないかも心配しています。

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