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歴史に関することです。
日本は、第二次世界大戦で得た教訓はどのようなことがあるのでしょうか??
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19世紀は「帝国主義」の時代で西欧列強は「植民地」を求め世界へ拡大しました。幸い「植民地」にならずにすんだ日本は日清・日露戦争で 「満州地方」をロシアから得ました。ところが「帝国主義」の時代は終わっており「植民地支配」は非難の対象になりました。満州警備兵だった「関東軍」は政府の不拡大方針にもかかわらず盧溝橋事件(中共スパイの砲撃)から中国戦線を拡大し「日中戦争」の泥沼に入りました。裏ではソ連による「消耗戦」の意図があったのです。太平洋に到達した米国は中国権益をもとめ日本に狙いを定め挑発しました。「情報戦の稚拙さ・世界の潮流への鈍感さ・兵学校での序列意識・憲法上の不備(軍の位置づけ・コントロール)・外交の重要性」ですがアジアの植民地はなくなり(インドのボーズ、アウンサン、スカルノなど独立の闘士を手助け)黒人差別廃止へも波及した。それまで「神のごとく」そそり立っていた西欧をアジア人でも対等に戦えることを示した。「日本」は怖いと思わせたこと。現在の「核論議」でも米国は日本に核兵器の所有を抑え るべく急遽「ライス国務長官」を派遣、中国にも働きかけ「北鮮」の独走を抑えている。安倍首相の「日本版CIA」は反省からのものでしょう。
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- aburakuni
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同じ現象から多数の教訓が出てくるのが、我田引水という人間の性で、「アングロサクソンとは戦ってはいけない」「ロシアは信用するな」「今度はイタリアを除いて組もう」などと沢山の『教訓』があります。 そういった意味では、#5さんの言われる絶対勝てない相手ロシアに戦った前体験も、綱渡り的勝利の危うさが「負けない神国」と言う教訓になってしまった様に、有用な教訓を得るのは難しい事と言えます。 個人的に間違いなく言えるのは、「安易に戦争で物事を解決しようとするのは愚か者だ」と言う事だと思いますが。
- phantom1
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「戦争」と言う現象そのものについてですと、自国に敵国首都を攻略する軍事的能力が無く(日本)、敵国に自国首都を攻略する軍事的能力がある(米国)場合、最終的には必ず負ける。と言う事です。 このように書くと、「ベトナム戦争で北ベトナムは勝利したではないか」と仰る方もいるでしょうが、東西冷戦構造下の政治的要素によって米国はハノイ(北ベトナム首都)に手を出せない状態でしたので、条件が異なると言えます。 さらに、中国については、首都の陥落後も抵抗を続けていますが、実質的に米英の支援に依って戦線を維持していた状態ですので、中国の戦略縦深はワシントンDCまで続いていたと観るべきでしょう。 上記のような環境で戦争に負けない為には、有力な第三勢力の仲裁が必要ですが、第二次世界大戦の場合、これに該当する国家が存在せず、開戦時点から日本には戦争終結のビジョンが無かったと言えます。このような理由で、第二次世界大戦に於ける日本の戦略は敗北の方程式と言っても過言では無いでしょう。
- gootaroh
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No.3様と同意。「勝てば官軍(かんぐん)負ければ賊軍(ぞくぐん)」。この言葉がぴったりでしょう。 戦後の被占領状態の影響が現代にまで及んでいます。原爆投下は米国では正当化されていますが、日本では今になっても核の議論すら許されないのはその影響です。「正義」なんて、後からいくらでも言えます。
お礼
核についても詳しく調べていきたいと思います。 ありがとうございました。
- mn214
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戦争をするからには絶対に負けてはいけない、勝てないことが解っていたら絶対に戦争をしてはいけない、ということでは。
お礼
参考になりました。 ありがとうございました。
- weber7009
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核爆弾の攻撃を受けた最初の国として、その被害が甚大であることから核戦争の恐怖を身を持って学んだ事です。 核戦争が人類の滅亡に繋がる事、核武装を論議するよりも如何にして核廃絶を成し遂げられるかを論議する事の有意義さを学んだ。
お礼
戦争の深さが、とても感じます・・・ 大変参考になりました。 ありがとうございました。