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全硬度と電気伝導率の関係
はじめまして。 土壌の分析をしているのですが、時々、全硬度の値が電気伝導率の値よりも高い値を示す検体があります。 いろいろ調べてみると、全硬度の分析時の妨害物質としてFeO、Niが挙げられているのですが、検体の色により、鉄が多量に含まれているとは考えにくいのです。 また、仮にそれらの物質が含まれているとしても、全硬度が電気伝導率より高い値を示すことには関係がないと思われます。 どういったことが原因になっているのでしょうか。 よろしくお願いします。
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補足
お返事が遅れてしまい大変申し訳ありません。 結果を報告します。 今回質問をした「全硬度と電気伝導度の相関関係が合わなかった検体」について再分析をしてみたところ、前回より大幅に電気伝導率の値と全硬度及びナトリウム濃度の値が下がり、それに伴い、全硬度と電気伝導度の相関関係が合うようになりました。 なので、同じ日に分析をした他の30検体ほども再分析をしたところ、すべての検体において、電気伝導率の値が大幅に下がっていました。 うちの分析機関では、土壌分析の下ごしらえ?と分析器具の洗浄を、実験者以外の者がしているので、なんらかの汚染があったようです。 (全く信用にかかわるっていうのに。。。) DexMachinaさんのおっしゃられている 「洗濯洗剤・シャンプーなどの家庭用界面活性剤製品には、硬水による 沈殿対策として、エデト酸塩などのキレート剤が含まれています。」 ということにより、私自身は分析器具の汚染ではないかと思うのですが、上司や先輩方は、「電気伝導率やその他の分析の下ごしらえ?に使う純粋の代わりに、りんの分析の下ごしらえ?に使用するNaビカルボナートを誤って入れてしまったのではないか」と考えているようです。 DexMachinaさんご指摘のキレート剤について質問があります。 Ca^2+ + edta^4- → [Ca(edta)]^2- 汚染物質(EDTA)により、検体中ですでに右側の状態になっているという事ですよね。 この場合、全硬度の測定時にキレート剤に取り込まれているCaも測定されるのでしょうか。 全硬度の測定はEDTAにより滴定分析されるのですが、すでにEDTAによって一部のCaがキレート化されてしまっていることは、このキレート化されたCaは滴定されず、全硬度の測定値は実際に含まれているCaより小さい値になるのではないでしょうか。 よって、電気伝導率との相関関係も表面上は成り立つように思われます。(全硬度の当量濃度の10分の1は結局電気伝導率の値を超えることはない。) 私自身の中で疑問が残るので、ご指摘お願いします。