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硬度測定時のKCNによるマスキングのメカニズム
水の硬度を測定するときに、検水中の銅、鉄、亜鉛等を取り除く目的として、シアン化カリウム溶液を用いると思います。 この際に、KCNのマスキングはどのような原理で起こっているのかが知りたいです。 分析化学データブック(丸善)には、KCNはAg+、Cd+、Co2+、Cu2+、Fe2+、Hg+、Ni2+、Zn2+、白金属をpH>8でマスキングするとありました。しかし、原理が分かりません。 お願いします。
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取り除くわけではなく、あらかじめ安定な錯イオンを作らせておくことにより、EDTAなどと錯イオンを作らないようにするのだと思います。
お礼
ありがとうございました。参考にさせていただきます。
補足
回答ありがとうございます。 さらに質問させてください。 あらかじめ安定な錯イオンを作るということは、 KCNはEDTAよりも上記で書いたイオンより、 キレート生成定数が大きいということでしょうか?