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サイリスタを使ったインバータ?
インバータについて調べてるのですがそのなかでサイリスタを使ったサイリスタインバータというものがあると聞いたのですがそれはどうゆう物なのでしょうか? 一応自分なりに調べてみたのですがサイリスタインバータを使ったPAM方式インバータ回路など断片的な資料しか見つからないので困ってます。 よろしくお願いしますm(__)m
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インバータと言ったときに二通り考えられるかと思います。 1. 電力系統のように、すでに有る交流電圧源に電力を供給するタイプ 2. #1さん回答にあるように、独立したモータ等に交流を供給するタイプ 1.の場合には、サイリスタ整流回路で点弧角(制御角)を90度から180度の間にすれば、サイリスタ整流回路の直流側から交流側にむけて電力が供給されるインバータ運転になります。(通常の整流器動作の場合には、制御角は0から90度の間になります) 2.の場合には少々厄介です。 通常のサイリスタでは、ONして電流が流れているサイリスタをOFFさせるのが少々困難です。#1さん回答に有るように外部回路を使って、強制的に逆向きの電流を発生させて、電流を0にして、OFFさせる必要が出てきます。(強制転流) (1.の場合には、系統の力でサイリスタの電流0ができる(電源転流、あるいは自然転流)のでこういう細工が不要なのですが) (もうひとつ、交流負荷に充分な容量のコンデンサを抱かして、コンデンサに溜った電圧をつかって電源転流のようなことをやるインバータも有ったような気がします。) サイリスタインバータの場合、位相制御で有効電力を制御するかPAMが多いように思います。 外部転流回路を使えばPWM制御も可能です。ただし、キャリア周波数を上げれないので高調波抑制などは期待できなかったように思います。 (負荷によっては、外部転流回路を使わずに、2パルス/相のPWM制御ができたかも知れません)
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- foobar
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#2です。一点補足追加。 サイリスタでは、逆向きに電流が流れないタイプが良く使われています。 この特徴も有って、(特に大容量の機器では)直流側が電流源回路になっている「電流型」インバータの構成が良く使われていたかと思います。 (トランジスタ等を使う場合には、直流側が電圧源の「電圧型」の構成が多く使われています。)
- tetsumyi
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サイリスタを使う場合はPAM方式となります。 http://www.shasej.org/gakkaishi/0011/0011-koza-04.html ON用のメインサイリスタとコンデンサーに貯めた電気をOFF用のサブサイリスタで メインサイリスタに逆に流す回路を並列にしてONとOFFの時間を制御します。 逆流防止のダイオードや電流を抑えるコイルを使うなど面倒です。 以前は大電流を制御できるトランジスターは製造が難しかったのでサイリスタを使っていました。 旧式のバッテリーフォークリフトや電車の制御は全てこの方式でした。 実物を見たいならフォークリフトの解体業者に行けば 10KWクラスの制御回路がゴロゴロしてます。
お礼
皆様どうもありがとうございました。 事情によりお礼が大幅に遅れて しまいました。 さて、ポイントのほうは#2さんの説明が分かりやすくまとめられてて大いに参考になりましたので一番高い点数をつけさせてもらいました。 あと、#1さんの提示してもらったリンクも大いに参考にさせてもらいました。 あらためて、どうもありがとうございました。