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同性愛結婚
アメリカでは、同性愛者の結婚が認められるか、否かが社会問題となっています。どんなことが理由で反対、賛成しているのでしょうか?
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- kageru-hash
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人権の視点で賛成するということが多いのかなと思っています。 同性愛は病気でもなければ治療するものでもなく生まれ持ったものという考えなので(WHOのガイドラインか何かも、同性愛を治療の対象から外してます)、ただ愛している相手が同性というだけで結婚できないというのは人権に反するということです。 (ちょっと例えが違ったら申し訳ないですが、「あなたは武士の家に生まれたから農民と結婚しちゃダメよ」、「あなたは○○教の家庭に生まれたから△△教の信者と結婚しちゃダメよ」みたいなもの。生まれ持ったものとは若干違いますが、生まれる時に選択できないという点は同じかな…) 同性婚の話が出ると「人類を滅ぼす気か」という意見も聞きますけど、男女だって身体的事情なり経済的事情なりで子供のいない夫婦もいますし、「子供を持つことのできない人間は結婚禁止」って意見も通っちゃいますから…。 それに同性婚を認める=同性愛者が増えるってわけでもないですしね。 (社会にオープンになる同性愛者が出てくる→増えたように見えるってことはあるかもしれないですけど)
No,2です。少し訂正をします。 ブッシュが「キリスト教保守派」であると書きましたが、正確には「キリスト教保守派に支持されている」というのが正しいですね。 ブッシュを支持している共和党にはキリスト教保守派(右派)が多いので、ブッシュ大統領は自分の信仰もありますが、支持層に配慮して同性愛者に対する政策、発言を行っているとも言えます。 共和党はキリスト教の影響から進化論まで否定し、学校教育で進化論を教える事を止めさせるように動いていますから、宗教の影響はいかに大きいか、という事ですね。 日本と違って外国では宗教は非常に強く政治に関わっています。(日本では過去に首相になった大平正芳がキリスト教徒でした。このような事は他の多くの国では常識的に言って有り得ません)
何と言っても反対派の基にあるのはキリスト教の影響が大きいでしょう。 キリスト教では同性愛は禁忌とされていて、聖書の中では「男性同士の性行為は死刑」とされています。(余談ですが、キリスト教以外にもイスラム教も同性愛に対して非寛容です) 故に、キリスト教を信じている人たちの中には同性愛者に対する拭いがたい偏見が満ちています。 この偏見はキリスト教保守派に強いのですが、今の大統領ブッシュはがちがちのキリスト教保守派ですから、「婚姻は男性と女性の神聖な制度だ」、「同性愛者は罪人だ」と発言しています。 アメリカは各州によって法律まで違いますから、州によっては同性婚を事実上認めている州もあります。 これはキリスト教保守派が多い地域とそうでない地域があることから来ていると思われますが、ブッシュは前述のようにがちがちの保守派なので、連邦憲法の修正ないし連邦法でもって同性婚を禁止しようとしています。
- Pantalaimon
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くわしいことは知りませんが、反対しているのは保守的なキリスト教徒だということを聞いたことがあります。 聖書では同性愛や同性愛的行為が禁忌とされているから、神の教えに反するということでしょう。 賛成する人は、現実に同性愛者がいるということ、人が人を愛するということについては異性愛も同性愛も同じ価値があると、そう考えるからではないかと思います。 また「結婚」はカップルを社会的に承認するという意味合いもあるため、同性愛者の地位向上をはかるという狙いもあるのかもしれませんね。