- ベストアンサー
学歴詐称問題で諭旨免職処分の職員が発覚
- 神戸市の学校職員が学歴を偽って採用されていた問題を受け、新たに十数人に学歴詐称の疑いがあることが内部調査で明らかになった。
- 調査対象は給食調理師であり、履歴書で高卒と偽り、中学・高校卒業枠で受験して採用されていたことが判明した。
- 神戸市は複数の部局においても不正がなかったか調査し、結果を公表する予定である。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
神戸市のように大学と高校で分けるやり方が妥当なのかどうか、これは意見が分かれるところかと思います。中途半端に学歴を持つと却って採用上不利になってしまうからです。勿論平等な採用というのはあり得ないということは承知していますが、「特別枠」というならばともかく、学歴だけで二等分するやり方は疑問に感じるところです。(国家公務員とかは○○程度というクラス分けのみであとは年齢制限だけです) さて、それは置いておいて、今回の処分が妥当かと言われれば、「妥当」というところかと思います。 諭旨免職は「依願退職」と同じで扱い上は退職だからです。では懲戒免職ができるかといえば難しいでしょう。確かに詐称をしたのは悪いのですが、見逃してしまった神戸市の責任もあるのが一つ、また、民間でも参考URLのとおり、経歴詐称が懲戒解雇の理由になりうるという立場には立っているものの、異説もあり、懲戒免職では訴訟リスクを抱えることになるからです。 稍厳しい感じもするかもしれませんが、過失ならともかくとして、確信犯である以上ルール上特例を認めるのも難しいと思うので、「やめていただく」という形の諭旨免職が一番妥当かと思われます。
その他の回答 (1)
- saint-tail
- ベストアンサー率46% (38/81)
学歴というか、経歴詐称は大きな問題です。特に今回の場合のように、一定の条件を持った枠がある場合、本来その枠に入るべき人たちがあふれてしまったわけですから、諭旨免職で相当かと思います。特に公共機関の場合、単に優秀・高学歴であれば採用というものではなく、こういうケースのように、高卒・中卒の人にも職を提供しようという考えを持ってる場合、その意義を無にしてしまう行為ですから、見逃す事はまず無理と思われます。 職務の専門に何も影響しない内容において、大学卒業してないのに卒業した、というなら、現在の成績が優秀であれば多少考えられなくもありませんが、それでも 「詐称をする」 ような人間を職員として使い続けるのは難しいでしょう。今後、似たような詐称が発生しないためにも、きちんとした処分をする事は社会的に相当と思われます。