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火災保険について
新築中の者です。火災保険についていくつかを検討中ですが分からない事がありますので御教授下さいませ。 時価払いでなく新価払いで入りたいのですが、ある保険の代理店の方から、 新価払いは2年以内に同じ所に同じ物を建てなくてはならない、価額(価格?)協定ならば同じ所に建てる必要はない、と聞きました。火事を起こした後、同じ場所に家を建てる事は近所の目から出来ないのが実情なので”2年以内に同じ所に同じ物を建てなくてはならない”という縛りがない方が良いとも聞きました。 どういう事でしょうか? もし本当なら価額(価格?)協定が良いのですが、保険の払われ方は時価でしょうか新価でしょうか?
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損害保険の査定を担当しているものです。 新価特約か価協のどちらかで選ぶとするならば、 価協(価額協定特約)をお勧め致します。 (長文になります) なぜ、このようなヤヤコシイ(似通った)特約が存在するのかと言うと、 元々火災保険の基本的な部分は商法により定められており、 時価額での支払いが基本形となります。 使った内の価値分を減らして支払う事で、 保険によって儲けが出る事を避けているんです。 もしも儲かってしまうなら、故意に保険事故を発生させる 不届きな輩が出てくると推察されるので、 それを許してはいけないと偉いさん達が考えて、 法律で時価額のみの支払いと定めました。 ところが、時価額のみでの支払いならば、 損害箇所の元通りの復旧は、保険金だけの支払いだけでは足りず、 自己負担金を捻出するか、安価な仕様に変更を行わないと 復旧が出来なかったので、契約者達は保険会社に文句を言いました。 保険会社としても、法律に逆らう事は出来ないけど、 契約者達に色々言われるのはツライ… 何とか良い方法は無いものかと考えました。 その結果、「新価特約」が考え出されました。 仮に修理に100万円掛かるとして、今の価値が70万円程だとしたら、 先ずは70万円をお支払いします。 そのお金を修理に使わなくても別に構いませんよ。 その代わりに修理しないのならば、これ以上の金額は 支払いませんよ。と言うのが第1段階です。 次に、もしも修理したのならば、その事を保険会社に報告して下さい。 そしたら100万円の損害の70万円を先般お支払いしているので、 差額の30万円を追加でお支払いしますよ。と言うのが第2段階です。 (これなら自己負担無しで復旧が出来ますね) これが時価保険から新価保険(新価特約)が発生した流れです。 次に、価額協定特約ですが、こちらの方がシンプルです。 時価額等と面倒臭い事を言わずに、新価(再建築価額)を 最初からお支払いしますと言うものです。 保険金をもらうだけもらって修理しなくても良いし、 安価な仕様にして差額を懐に入れても良いし、 どうせならば自分で追加を出して、更に良い仕様に 変更して復旧しても良いし、保険会社は使い道を制限しません。 最後に、私がお勧めする火災保険は、 時価だとか新価だとか価協だとか言わずに、 「限度額方式」の保険に加入される事です。
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- ag0045
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>>新価払いは2年以内に同じ所に同じ物を建てなくてはならない、価額(価格?)協定ならば同じ所に建てる必要はない、については如何でしょうか? 約款(新価保険特約)上は「2年以内にその保険の目的と同一用途のものを、同一構内において修理又は再築もしくは再取得しなければなりません」となっています。 同時に復旧をおこなわなかった場合には時価払いとなります。 実務上保険会社がどこまでこの約款(特約)条項を厳守するかは不明ですが、住宅ならこのような制約のない「価額協定特約」の方がはるかに良いでしょう。 そういう意味で「新価特約」付帯をする人は住宅物件に関してはまずいないでしょう。 他の方のご指摘のように、価額協定特約が付帯出来ない物件(店舗など)は 新価保険特約でと云うことになります。
- yuchanman
- ベストアンサー率25% (2/8)
>、価額(価格?)協定・・・ 価額は専門用語。価格は一般用語。意味は同じ。 >質問の前半部分>>新価払いは2年以内に同じ所に同じ物を建てなくてはならない、価額(価格?)協定ならば同じ所に建てる必要はない、については如何でしょうか? そのとうりです。だからといって2年以内に再建設しなからと言って。保険金返還請求はされないと思います。 新価実損払いについては、価額協定特約と同一と考えていいでしょう。 おおむね#1さんの回答が的を得ています。
お礼
御回答ありがとうございます、よく分かりました。 契約や約款と実情はどうも違いそうですが、形として残る契約や約款の内容が重要と思いますので、その内容をよく見て価額協定の方向で契約しようと思います。
- kouhei-t
- ベストアンサー率42% (3/7)
>新価特約は現在は加入する人はまずいません。 んなことはありません。約款上、価額協定特約を付帯できない場合など新価特約で対応するケースが有ります。 現在、「価額協定特約」「新価特約」の他に、「新価実損払特約」も有ります。内容的には大体?同じ。厳密には違いますが。 保険会社による商品によって差は有りますが、再調達価格での補償の場合、いずれかをつける形になってます。約款によって、違ってきます。
お礼
御回答ありがとうございます。 質問の前半部分>>新価払いは2年以内に同じ所に同じ物を建てなくてはならない、価額(価格?)協定ならば同じ所に建てる必要はない、については如何でしょうか? 新価実損払特約の場合、同じ所に建てる必要はあるのでしょうか? 専門家の御意見を頂ければ幸いです。 色んな特約やら何やら複雑で分かりにくいですね、保険は。
- ag0045
- ベストアンサー率33% (815/2413)
新価特約は現在は加入する人はまずいません。 価額協定保険か新価で最初から付ける新型保険(新価特約ではない)を 付けるのが、一般的です。 価額協定保険も建物評価に一定の巾があり、実際の建物の状況で、標準的な 建築費に対し上下3割の巾があります。 この幅の中で、より実際の建物の新築価格に近いものを選んで加入すれば、問題はなく新価で支払われます。
お礼
御回答ありがとうございます。 価額協定保険の支払われ方は分かりましたが、質問の前半部分>>新価払いは2年以内に同じ所に同じ物を建てなくてはならない、価額(価格?)協定ならば同じ所に建てる必要はない、については如何でしょうか? 専門家の御意見を頂ければ幸いです。
- take14Emi
- ベストアンサー率36% (60/164)
「新価特約」「価額協定特約」どちらも、再調達価格(新価)で補償する内容の火災保険です。 意味合い的には同じなのですが、厳密に言えば、微妙に内容が違います。 質問にもあるとおり、「新価特約」は再購入(失ったものを買い換える)が義務ずけられています。保険金で、他のものに使って消費してはならない。 「価額協定特約」は、保険金の使い道は契約者の自由にゆだねられます。家を再建築せず、アパート暮らしをし、他を遊びに使っても何でも自由です。 ただ現実問題、現在の保険会社の対応を見て見ますと、それら二つはほぼイコールとして扱われているようです。 「新価特約」だから、2年以内に同じ場所に家を建てなければ保険金を払わないぞとか、払った保険金を返せと言った類の話は聞いた事がありませんが。
お礼
御回答ありがとうございます。 ほとんど同じなんですね。 契約したい保険について両者の差異を聞くのが一番でしょうかね。
お礼
御返答ありがとうございます。 よく分かりました。 契約や約款の内容が全てと思いますので、内容をよく見て価額協定で契約しようと思います。