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電気分解は最強?
たとえば、水の電気分解でナトリウム?か何か混ぜて電気が通るようにして「H2O」が+から酸素と-から水素とナトリウムが残るみたいに、 電気が流れる液体で、酸素と化合してある物質なら何でもできるんでしょうか?
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「電気分解は最強?」というタイトルで単体のフッ素(F2)の単離の話を連想しました。 電気陰性度が最大で、極めて反応性の大きいフッ素の単体F2は自然界には存在しません。自然界にある多くのものと爆発的に反応してしまうからです。 そのフッ素の単離には電気分解が用いられました。すなわち、フッ化物イオンを電気の力で無理矢理還元することによってのみF2が単離できたわけです。 そうは言っても、実際にこれを電気分解するのは簡単ではなく、その実験の際に命を落とした人も多くいます。 フランス人のモアッサンが、試行錯誤の末、F2を単離したのは1886年のことで、彼はその功績でノーベル化学賞を受賞しました。 ちなみに、F2は水とも激しく反応しますので、水のない条件での電気分解が必要です。また、白金電極といえども、この電気分解を行うとみるみる溶けていくとか・・・ ということで、ある意味最強と言えるでしょうね。
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- mataoyu
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No.3です。 何でも電気分解により還元できるかどうかは確かめられていないでしょう。 原理的には可能だと思いますけれど、これはあくまで推定です。 確認されていないことを、あなたのように決めつけることは、科学者としては正しい態度ではないのです。 高融点金属の場合、使える電極の材料とか、炉材などから不純物がかなり混入することを考えると、実験しているかどうかはとても怪しいものです。 コストだけでなく、実用上のことを考えると、出来上がった物の純度が重要な問題です。 研究費が得られないおそれがあるからです。 もっと基本的(基礎的)な問題で、応用が期待できそうで、少ない種類の材料で解決できるなら、研究費が出る可能性はありますが、金属元素の種類は多いですし、テーマとしては、食指の動くものではないと思います。 専門家なら誰でも予想できる問題で、しかもそれを証明するには泥臭い実験を山としなければならない問題を研究する人は、ありそうにありません。 結果を出したところで、当たり前と思われるだけだからです。
- mataoyu
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金属アルミニウムは、アルミナ(酸化アルミニウム)と氷晶石 (Na3AlF6)を溶融しておいて電解して造ります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88 金属ナトリウムも、食塩(NaCl)を溶融し、電解して造ります。 (溶融=熔融というのは、水は使わずに、温度を上げて溶かす方法です) ですから、電解はかなり強力な手段ですが、高融点金属と言われる金属などの場合は、溶融するには高温が必要なので、電解に向きません。 高融点金属の一つのチタンの場合は、酸化チタンを四塩化チタンに変えたのち、金属マグネシウムで還元して造ります。 http://www.sumitomo-ti.co.jp/titan/sponge.html
熔融塩電気分解でアルミナを添加物(氷晶石)を加えて電気分解しアルミニウムを得る事が出来ますから電気分解はかなり強力です。 後はエネルギーが無駄にならない方法を見つけるだけです。
お礼
回答ありがとう御座います コストを考えなければ最強なんですねw
- sak_sak
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水の電気分解なんですから、発生する気体は酸素と水素です。 中学の教科書などでは水酸化ナトリウムを溶かすことが多く書かれているようですが、その場合、水酸化ナトリウムの濃度が濃くなるだけです。
お礼
回答ありがとう御座います 溶かして液体にしたものなら、コストを考えなければ何でも分解できるんですね。