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ダイオキシンとその溶媒のノナンについて
この度,実験でTCDDを扱う事になり,その取り扱いについてお聞きしたい事があります.ノナンに溶けたTCDD原液を扱ったことのある方,またそれらの性質に詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください. ノナンが揮発性であることから,一度封を開けてしまってからの保存はどうしたらよいでしょうか. 一番気にかけているのはやはりノナンの揮発とともにTCDDも空気中に揮発しないかという事です.揮発を防ぐ容器や保存温度,注意点など,何か情報がありましたら教えていただけますでしょうか.
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#2です。補足します。 TCDDの空気中への揮発の心配と言うことですが、ほとんどがノナンが揮発するだけで、それに伴ってTCDD類は濃縮していきます。(PCB類なんかは低塩素化物は揮発する恐れ有り)なので、密栓、冷蔵管理をしっかりしないと、濃度がどんどん濃くなっていってしまうので気をつけてください。
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- icebreaker
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仕事でダイオキシン類を扱っていますが、アンプルからメスフラなんかに移してもシールテープを巻いて冷蔵庫で保存すれば大丈夫ですよ。 希釈して使うのであれば、デカンで希釈すればさらに大丈夫です。ノナン溶液って意外と揮発するんですよ(fg、pgオーダーで扱っているので少しの揮発でも気になっちゃいます。) 揮発が心配であれば、重量管理(使用前と使用後での重量差で管理)なんかすれば大丈夫だとは思いますが・・・。
お礼
回答ありがとうございました.実際に使われている方の意見を聞く事が出来てよかったです.参考になりました.
- anthracene
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ノナンの沸点は150度もあるので、揮発は非常に遅いです。 瓶やシールドバイアルに入れ密閉し、シールテープやパラフィルムで閉鎖し、冷蔵しておけば揮発はほぼ観測されないでしょう。
お礼
早速の回答ありがとうございました.参考にさせていただきます.
お礼
補足の回答大変参考になりました.TCDDが環境汚染物質なだけに取り扱いが気になっていました.詳しい方のご意見が聞けてよかったです.ありがとうございました.