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シンデレラのその後
一般的に知られているシンデレラは、継母たちにいじめられて薄汚い格好をして過ごしていたが、魔法使いが現れて舞踏会に行き、王子様に見初められて玉の輿にのってめでたしめでたし、です。 もし、結婚後の物語があるとしたら、どうなったと思いますか?結婚はゴールのように描かれる作品が多いと思うんですが、スタートだと思うんです。
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王子様は美しく着飾ったシンデレラに惚れて、ダンスを申し込みます。また、シンデレラもぼろぼろの普段着は王子様に見られたくないから12時になると逃げていきます。 たしかに恋愛は相手によりきれいな自分を見せたいって思うのがあるし、それはそれですごくいいことだと思うのですが、結婚となるとそうもいかないですよね。。とわたしはいじわるな気持ちで考えてしまいます。あと、シンデレラには後ろだて(両親の協力など)がなんにもない状態での嫁入りだから、ほとんど、王子様の愛に頼るしかない・・これもまたシンデレラにとっては不利な気がします。だからわたしの考える「シンデレラその後」は、色々と気苦労が耐えない、それでも「わたしが選ばれた」というプライドだけを頼りに生きていくみじめな結婚生活になるような気がします。
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- kigurumi
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<その後どうなったか>の前に、<そのそもその物語が意味する意味は> から考えてみました。 この物語は、いくつかの民間伝承から成り立っているようなのですが、その一つの<黒い聖母>というものがあります。 cinderellaとはcinder(灰)かぶり姫 という意味。 シンデレラはかまどの前で仕事をしており顔が煤だらけだった。 つまり、シンデレラとは、軽蔑され、追放され、<世に知られず>台所に追いやられた者という概念をも持つ。 旧約聖書の雅歌に 兄弟のぶどう園で働いて日焼けしたソロモン王の浅黒い花嫁というものが登場する。 また民間伝承では、マグダラのマリアはペトロの憎悪により、帆の無い穴の開いた船に乗せられたとある。 その船にマグダラのマリアたちと一緒に乗っていたのが黒いサラ。 マグダラのマリアのエジプト人の女中だという説もあるが、実はこの黒いという意味は、肌が黒いという意味ではなく、<隠された>というニュアンスを持っているという説もある。 マリアの女中だとすることで隠したってわけです。 何故隠す必要があったのか。 サラを守り抜くため。 マグダラという意味は、塔という意味のほかに、高められた、偉大な、立派な という意味がある。 マリアはヘブライ語ではミリアム。 モーセの姉ミリアム。 モーセがエジプトの大軍を水で蹴散らしたと聖書ではなっていますが、実はモーセではなくミリアムが行ったという話を聞いたことがあります。 しかし、モーセがやったとなっている。ミリアムはモーセを前に出すことで隠れた。 なお これは本当に魔法で大水を起こしたというのではなく、水は浄化の概念を持ちますから、物語ではそれを大洪水と表して表現したのだと思います。 マリアというのは名前ではなく称号。 と、私は考えるんですね。 だから聖書に沢山のマリアたちが出てくる。 彼女たちは一般人じゃあ無かった。 旧約聖書のエゼキエル書にこんなことが書いてある。 「お前の母は水のほとりに植えられた園のぶどうの木のようだ。多くの水のゆえに豊かに実をむすぶ枝を張った。・・・怒りによって、気は引き抜かれ、地に投げ捨てられた。その気は荒れ野に、乾いた水なき地に移し変えられた」 フランスはぶどう酒の産地です。 ぶどうの木は乾いた土地に育ちます。 民間伝承では流されたマリアの船はフランスに流れ着いたとなっている。 しかし、表舞台ではカトリック教会が活躍しており、マグダラのマリアたちは表に出ない→台所に追われて顔が煤だらけ。 その黒いマリアをフランスの地方の階級社会の底辺にいる者たちは崇めていた。 これがマリア崇拝。 その思想が、シンデレラ物語になって現れている。 アヴァ・マリア=アヴェ・ミレニアム=1000年王国。 で、その後、灰かぶり姫の母マリアはどうなったのかは、民間伝承によって伝えられていますが、物語を読むと、比喩だな。。。。とそのままを事実とは受け止められません。 灰かぶり姫のサラにいたっては、私には追跡不可能です。 しかし、眉をひそめる話があります。 中世の頃、イエスは妻子がおり、その血筋が今でもプロヴァンスの貴族に流れていつと一部では信じられていました。 カタリ派では男女平等で、女性も財産を相続でき、所有できた。 女性が説教をすることが許されていた。 しかし、正統派と自認する派によりカタリ派は異端とされ弾圧され、またもや台所のカマドに追いやられてしまいました。 イエスに子どもがいてプロバンスに流れ着いたという伝承がある。 プロバンスの人たちのマドンナ信仰はそれであるわけです。 つまりプロバンスの人々の中にイエスの子孫がいるとされた。 正統派はどうしたか。 プロバンス地方の貴族の娘達を政略結婚させ、別の地方に嫁がせ、血を根絶しようとした。 イエスの血筋を持つと噂されたメロヴィング家。 今はありませんが、その末梢がダイアナだったが妊娠しており、イエスの血がエジプトに入るのを嫌って暗殺されたという説。 とんでも説ですが、彼女がサラの子孫なら、今もイエスの血筋はイギリス王室に存続しているってことですね。 しかし、以上のことは、あくまでおとぎ話レベルで聞いてくださいね。 灰かぶり姫とは一人の女性のことではなく、もっと集合体の総称のように思えます。 どうなったか。 私たちの身の回りを見渡せばわかると思います。 どこにでもいます。 時には台所に、ときには政界に、ときには、、、、 シンデレラ物語は、玉の輿物語だと解釈する人もいますが、逆です。 シンデレラが王子のもとに行ったのではない。 王子が苦労の末、シンデレラを見つけ出したのです。 参ったのは王子の方。 失われた力を手に入れることができた王子は平和の心を取り戻した、というのが人びとがマリア崇拝をする理由。 この物語には人びとが平和に対する諦めきれない希望を託して口から口に語り継いできたようです。 従って物語りはまだ終っていません。
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ありがとうございます。
理不尽な労働もいとわずやっていたのは、もともと、働くのが好きなたちだからです。 お城へ来てからというものの、きれいに着飾っている以外することはなく、また、させてももらえず、「こんな生き方は、違う」と思い始めます。 「自分の足で歩いていくの」と、シンデレラは、ガラスのくつを落として壊し、さっそうと、出て行きます。
お礼
ありがとうございます。 なんだか熟年離婚した妻を浮かべてしまいました。
- merlionXX
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ディズニーから「続編」が出ているようですね。 ねずみのジャックが語る、お城に嫁いだシンデレラのその後の物語。 晩餐会を取り仕切る大役を任されたシンデレラ。慣れないお城の生活と厳しい伝統に悩まされながらも自分らしさを貫こうとするが、果たして晩餐会は成功するのか…。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 気苦労とプライドですか。 たしかに後ろ盾が無いのは厳しいですよね。