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水温と塩分濃度の関係

海水の密度を決める水温と塩分濃度は相対的な関係にあるといいますが、それが何故なのかいまいちよくわかりません。 もしわかる方いましたら、教えてください。 あと、この質問は正確にはどのカテゴリーに分類されるのでしょうか・・・? もし場違いな質問でしたらご指摘お願いします。

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  • ベストアンサー
  • DexMachina
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回答No.2

No.1です。 > この結果は、どのように考えられるのでしょうか? 前回の回答は、海洋全体をマクロで見た場合(→水塊)の説明ですので、 恐らく沿岸で採水されたであろう今回の結果については、別の説明が 必要になります。 河川水は地表を流れてくるために太陽の輻射などの影響を受けやすく、 量が多く深度もある海水に比べて、水温は高くなる傾向にあると思います。 沿岸域での塩濃度と水温の違いは、主にこの河川水と海水との混合程度 に依存するでしょうから、   河川水の割合が高い検体 → 塩濃度が低く、水温が高い   河川水の割合が低い検体 → 塩濃度が高く、水温が低い という結果になったものと思います。 (実際には海流も影響しますが、説明を簡単にするため割愛) ※河川水は絶対量が少ないため、この傾向が見られるのは、あくまで  沿岸域に限定されるはずです。

Pinoccio
質問者

お礼

わかりやすい説明ありがとうございました。 参考にさせていただきます(^^)

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その他の回答 (1)

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.1

地学カテゴリで問題ないと思います。 一般に、液体は温度が高くなると、蒸気圧(≒蒸発しやすさ)も高くなります。 このため、   海水温が高い→水分が多く蒸発→塩分が濃縮→密度が大きい ということになります(海水中の塩分は、海水温程度では蒸発したりはしないので)。 一方、水分の蒸発による濃縮が起こりにくい低温の海水は、相対的に塩分濃度が 低く、密度も小さくなります。 また、極地方などで融解水(陸氷や海氷が解けた水)が海水に混入した場合も、 低温・低塩濃度の水が海水を薄めることになるので、この相関関係を補強する 方向に働きます。 このような理由により、海水温と塩分濃度の間に相関関係が見られることに なります。

Pinoccio
質問者

お礼

ありがとうございます。 すいませんが、加えて質問させてください。 実習で、実際に海水の水温と塩分濃度を多項目水質計で測定したのですがその結果は塩分濃度が高いと水温が低くなり、逆に塩分濃度が低いと水温が高くなったんです。 この結果は、どのように考えられるのでしょうか?

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