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国連事務総長の選出に向けた安保理での投票は?

国連のアナン事務総長の後任選出に向け、安全保障理事会ですでに4回行われたの投票のことをNHKやThe Japan Timesでは“informal poll”(http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20061003a2.htmlなど)という英語が使われているようです。これに対応する日本語は「模擬投票」(NHK)、予備投票(朝日新聞、産経新聞)、非公式投票(読売新聞、共同)など様々です。 (1)国連自身はこの投票のことを何と表現しているのでしょうか? (2)なぜ日本語ではこんなに様々な言い方になるのでしょうか?

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  • sukinyan
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回答No.1

UN News Centre(英国の表記です)の10月2日付けプレスリリースによると、安保理議長国日本を代表して大島大使が、来週にも公式投票の見込みと発言された事実を伝えていますが、その中でformal vote, informal ballot, straw poll, formal ballotと4種類の表現が使用されています。すなわち、締結されるべき条約や採択されるべき決議とは異なり、事務総長選出選挙に関しては固有名詞としての公式名称はないということです。締約国が、それぞれ裏でネゴを展開し、公に推薦された数名の候補者の個人情報の保護も考慮して、あくまでもdiplomaticに最終候補の決定までもってゆき、そこで初めて公に決を採るということです。 日本語で様々な訳が出ているのは、正式な翻訳が確立していないからです。英国はUKの「正しい訳」ではありませんが、日本語訳として確立しているため、皆がこれを使うわけです。駐日EU代表団のサイトをご覧になると、大抵の文書に「仮訳」と明記してあるのは、確立した翻訳がないため、仮に訳を当ててあるという意味です。 http://jpn.cec.eu.int/

参考URL:
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=20104&Cr=secretary&Cr1=general
fwkk8769
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。とってもよくわかりました。

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