次期国連事務総長選出について

質問

新聞やＴＶで得た情報では、国連の次期事務総長に韓国の外相（だったと思いますが）が有力及び決定的とありましたが、反日至上主義の韓国からそのような大任が選出されれば日本の常任委入りはもとより、アジアでの日韓の立場はどうなってくると予測されますか？また、その人物は国連の事務総長にふさわしい人物でしょうか？私個人の意見としては到底友好国とは言えずに、しかも反日活動・デモが盛んな国家から選出されるのはあまり嬉しいとはおもえませんが・・。以上ご返答よろしく願います。

回答No.1

cse_ri2 · ベストアンサー

この件については、ブログ『依存症の独り言』で、非常に興味深い分析をしているので紹介します。

参考：『依存症の独り言』－『“一流国家の証”???潘事務総長誕生』
　http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2006/10/post_83ae.html

＞“日本外交の敗北！”とか“外交の「留守」を招いた総裁選”が、
＞潘氏の事務総長内定を許したかのような書き方をしているブログも
＞中にはあるが、これは、はっきり言って間違っている。あまりにも
＞皮相的で、国連における力関係に無知であると言わざるをえない。
…
…
＞潘氏にとって最大の気がかりは米国だった。米国のボルトン国連大使
＞は、昨年末あたりまでは、「次はアジア」という慣例にこだわる必要
＞はないとして、英国と組んで東欧から候補を擁立する動きも見せて
＞いた。
＞その米国の支持を取り付けたということは、潘氏と米国との間に
＞何らかの密約があると思われても不思議ではない。
…
…
＞米国が経済的にも軍事的にも国連の最大のスポンサーであり、我が国
＞が経済的にはNo.2であることを忘れてはならない。
＞潘氏が、特定の二国関係で、自国に肩入れするとは考えられない。
＞そんなことをしたら、ほかの国からブーイングを喰らうのは目に見え
＞ているし、米国から蹴っ飛ばされる。
…
…
＞ところで、この潘氏の国連事務総長就任は、韓国にとっては国家的な
＞プロジェクトだった。国家の威信をかけ、早くから潘氏の事務総長
＞選出に向けて総力を挙げてきた。
…
＞つまり、韓国にとって、潘氏が事務総長になって何をするのかでは
＞なく、とにかく事務総長になること自体が目的なのである。
…
…
＞韓国政府は、対北朝鮮問題で、当事国であるにもかかわらず、日米と
＞中露が頭越しに交渉して、自らは蚊帳の外に置かれてきた。潘氏が
＞事務総長になったら、もっと主体的な役割を果たし、自国に有利な
＞展開にできると思っているようだが、そうはいかない。
＞米国が潘氏の事務総長選出を支持したのは、逆に、韓国に国連決議に
＞よる“縛り”をかけることができると踏んだからである。ブッシュ
＞政権やネオコンのボルトン大使が、盧政権の対北宥和政策を許容する
＞ために潘氏を支持するなんてありえない。

長い引用となりましたが、一番最後が重要ですね。
アメリカは潘氏を国連事務総長にすることで、対北朝鮮外交で弱腰に
なりがちな韓国を縛ることが出きると、この記事では分析しているのです。

韓国は、自国から国連事務総長が出るということでお祭りのようですが、現実の事務総長が特定の国の国益に偏った仕事ができるかというと、そうではないことは、日本を含む世界の視点で見れば一目瞭然なわけです。

むしろ、潘氏が韓国の立場を離れ、国連の立場で仕事を進めていけば、韓国政府は彼の行動を無視できなくなるでしょう。
また、あと一年半でノムヒョン政権が退陣することを考えれば、日本は国連でアメリカと手を組むことで、けっこううまくやっていけるのではないかと思います。

お礼

どうもありがとうございました。

回答No.4

mn214

韓国では事務総長選出で喜んでいるようですが、逆に北朝鮮が核実験を行おうとしている今の時期に事務総長などになると、韓国としては大変な立場になるのではないでしょうか。

日本やアメリカなど主要国は核に関しては絶対に否定的な立場になることは目に見えています。
これまで北朝鮮を庇っていた中国やロシアにしても、他のことはともかく核に関しては容認することはできない問題です。
とすると韓国だけが相変わらず北朝鮮擁護の立場になってしまいますが、韓国人が国連の事務総長になってしまえば、韓国政府としても国際的な動きに同調せざるを得ない状況になってしまうかと思います。

事務総長という立場の人が、韓国政府のように何かにつけて日本が悪いなどと言う発言はできないでしょうし、北朝鮮は事務総長が韓国人になったからといっておとなしくなるとも思えません。
結局は韓国政府が今までのような安易な北朝鮮擁護をできなくなるのではないでしょうか。

お礼

ご返答感謝します。

回答No.3

sudacyu

潘基文（バン・キムン）さんが安全保障理事会での予備投票で、１４票の賛成、１票白票でほぼ確定です。

　拒否権を持つ常任理事国５カ国の投票用紙は、他の理事国と用紙の色が違っており、常任理事国の賛否がはっきり分かりますが、彼は全ての常任理事国から賛成票を得ました。
　この予備投票では、他の候補の投票には全て常任理事国の反対票が混じっており、現在の所では潘基文さんしか当選の可能性がありません。

　尚、現在の安全保障理事会議長国である日本は、潘基文さんに賛成票を投じたと、外務省はコメントしています。質問者さんの疑念と日本国政府との認識は違うようです。

　個人的には、緒方貞子前国連難民高等弁務官が、事務総長に立候補してくれていればと思います。
　本人の強い希望で、日本に帰国し現在はＪＩＣＡ（独立行政法人国際協力機構）の理事長をしていますが・・・。
　立候補していれば、世界各国から圧倒的支持を得る状況だったそうです。

回答No.2

IXTYS

● 韓国政府が潘基文（バン・キムン）外交通商相を国連事務総長に推挙した理由

(1)　北朝鮮との統一をスムーズに進めるには、国際社会の幅広い理解が必要である。　特に遅れた北朝鮮の基礎インフラの整備に、国際社会の協力を得たい。　何故なら、日本は北朝鮮の拉致問題がネックになっており、協力がむつかしい。　アメリカも、クリントン政権時代に、苦い経験があり、北朝鮮に対し不信感を持っており、協力がむつかしい。

(2)　北朝鮮に対する食糧援助は、国連を通しての人道援助しか有効な手段がない。　そこで、事務総長に韓国人を送り込み、キーマンとして働かせようとするもの。　

(3)　韓国は半島の統一を早急に進めることは希望しない。　しかし、韓国が積極的に動かないと、中国が併合に動く危険がある。　そこで、国連が中国の動きに目を光らせる必要がある。