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動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の比較を高齢者に
はじまして。低栄養気味の高齢者に栄養の話をする場合のアドバイスをお願いいたします。植物性たんぱく質に偏りがちな高齢者に動物性たんぱく質の大切さ、優れていることなどを簡単に分かりやすく伝えるにはどうしたらいいか、悩んでいます。どうしても掘り下げてしまい、アミノ酸価のところまでちらちらしてしまいます。栄養について???のお年寄りに、インパクトのある説明のしかたというのはどんなものでしょうか。よろしくお願いいたします。
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高齢者はどうしても低栄養状態になりがちですね。 植物性食品の方を好みます。 アミノ酸スコアは、体では作ることの出来ない必須アミノ酸のバランスなので 動物性食品の方が優れています。 戦前、戦後の食糧事情の悪い頃に低脂肪食だったにもかかわらず、 高血圧や脳出血が多かったのは、低コレステロールゆえに血管がもろくなってしまったからです。 動物性食品は摂りすぎても生活習慣病のリスクが高くなりますが、少なすぎても良くないこと。 同時に鉄分なども摂取不足になってしまうこと。 バランスが大切なことを理解してもらえるといいですね。 タンパク質だけではなく脂肪をみれば、植物油に多く含まれる 不飽和脂肪酸は体に良いとされていますが、 摂りすぎても酸化されやすく過酸化脂質になりやすいです。 食事摂取基準では、高齢者でも肉や乳製品に含まれる飽和脂肪酸の上限値とともに 下限値も設定されています。
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- kokoreko
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植物性たんぱく質に偏りがちな=え、植物性がスコアが低い、という以前に、ほとんどなくないですか?植物性たんぱく質?万が一十分植物性で足りてるんなら、そんなに問題じゃない気が、、、スコア(のマイナス、以下同じ)-アミノ化ー消化の悪さー(*もともとの含有率の悪さ)=ほとんどたんぱく質取れません。 じゃないですかね。
お礼
とても丁寧で分かりやすい説明をしていただき有難うございました。肉ばかり食べていると絶対に早死にするとか病気になるから食べないほうがいいとか、変な健康神話が根付いて、理解してもらうのに一苦労の感があります。が、戦前、戦後の食糧事情の悪い頃の日本人の体格や寿命のことも十分ご存知の年代ですので、現在の若者の体格や寿命がぐんと良くなったということを欧米の食事の影響で動物性たんぱく質の摂取が増えたことに関係しているというあたりが一番説得力がありそうですね。脂肪と鉄分もからめて、植物性のたんぱく質にばかり偏らないようということを分かってもらえるように話していこうと思います。 ありがとうございました。