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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:特許の類似かどうかの審査の基準)
特許審査基準と類似商品の保護について
このQ&Aのポイント
- 特許の審査基準とは、どの程度商品が類似しているかという割合で判断されます。形状や細部が異なっていても、解決案が同じであれば類似商品とみなされる可能性があります。
- 類似商品においても、特許の保護は一律ではありません。判断は裁判のように都度協議され、似ている程度によって判断されます。
- 消費者にとっては、デザインの選択肢が豊富という利点がありますが、特許保護においては少しの変更で保護がされないこともあります。特許に関する詳しい解説を参考にしてください。
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質問者が選んだベストアンサー
shouuさん、こんにちは。 高度に専門的な質問ですので、本来弁理士さんに相談すべき内容ですが、実際相談されると、こんな内容の答えが返りますよということでご回答します。 考え方の基本は商品の形状ではなく、明細書の文言(クレームという)がすべてです。 仮にペットボトル洗浄器1,2が以下のように書かれていたとしましょう。 1.袋状の伸縮可とう製樹脂からなり、液体を入れることにより3から4センチの大きさに復元し4個以上の角が出現し、樹脂はモース硬度2から3の間である。 2.三個の角を有する布からなり、各角には樹脂からなるブラシ状物がついている。 これらの発明(クレーム)が独立に認められた(審査され権利化された)場合、お互いに保護されます。またこの2つの特許を回避する案として(実際に認められるかは審査次第)、針千本状に加工したエラストマからなる洗浄器、などが考えられます。 次にじょうろの2件、仮にですが、次のように書かれていたら、 1.持ち手と水差し穴と差込ねじ穴が一体となった樹脂からなる。 2.ねじ穴と対向する部分がシャワーヘッド状になった・・・。 こんな表現で類似性を回避します。特許の書かれ方、おわかりになりますか、類似かどうかは、文章、によって表現するのです。審査は文章解釈となります。 (例)1つ穴はシャワーヘッドといえるのか?
お礼
大変わかりやすく参考になりました。ありがとうございました。 何がわからないのかもわからない?ようなもやもやしたものは、何なのか考えていましたが、結局、特許は誰を(何を)保護するものかというような根源的な?(目的?)疑問なような気がしてきて、これは答えの無い疑問なような気がしましたので、考えるのを辞めました。 最初の考案者を独占させてしまうと(発想全体を広く保護すると)、消費者の側からみれば、色々なデザインから選べないというような不満も出てきますし。 完璧な法律は無いのでしょうから、色々な方の利害関係を考慮した判断が特許法なような気がしています(当たり前のような事を言ってすみません) ただ、個人の発明家が折角商品化しても、企業が少し変えて商品化できるなら、ベンチャー企業が発展しづらいような気がしましたので。