- ベストアンサー
友人が事業を始めるときの出資・貸金
友人が事業を始めるということでその事業に出資またはお金を貸してほしい(3000万円程度)と言われています。 抽象的な質問で申し訳ありませんが、そのような場合どのようなお金の出し方が一番友人関係を壊さないでしょうか? 私としましても、その3000万円が増えたらありがたいし、失ったらそれは残念です。 例: ・会社の役員となって株を持ち役員報酬で返してもらう。 ・きちんと借金という形で書類を作り、返済計画を立てる。(そのときの手続きなど教えていただければありがたい) 事業に関しては説明を受け、成功する確率は五分五分といったところです。 どのようなご意見でも結構です。経験談など交えて教えていただければありがたいです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
形式だけでいえば、次の3態様しか考えられません。 (1) 貸付金にして、決まった返済条件にそって返済して貰う (2) 株式(出資金)にして、毎年の利益から配当を受ける (3) 株式にして、毎年の配当は貰わないが、数年後の公開時に株式を売却して売買益を得る 借入書式の参考サイト http://www.tigrenet.ne.jp/free/free_dawn_kieyaku.html 役員報酬案は、役員としての働きがなければ金を払うことが会社を弱める(不要な経費の支払)、役員であることで会社債権者への責任を負う可能性がある、出資した金の返済を求める根拠が無くなる等理由からお勧めしません。(役員としての働きができるなら別です) 以下メリット・デメリットですが、 (1) 約束事として返済すべき金である事が明確、毎月返済とすることで業況悪化がダイレクトに分る。(返済できない・期限猶予=業況悪化)儲け部分は金利しかない為、出した金に対する利益が小さい。借入側経営側としては金の使い道の自由度が弱まる。貸付金見合いで担保・保証人を要求する事が可能。通常は返済した部分を再度貸してくれという形になり資金が固定化する。 (2) 出資先が赤字決算ではリターンが得られない。成長途上の会社の場合配当よりは次の事業投資に向けられる。業績が1年単位でしか確認できない。非上場会社の出資金の場合投資回収手段が無い。(他の出資者に引き取ってもらうしかない)事業失敗のリスクは出資者が分担する。 (3) 上記同様だが、安易に上場の道が開けているわけではないので、投資回収の可能性が一番小さい。業況把握が一番遅れる。資金の受け手としては、出資を受けた金の自由度が一番高い。(夢だけを語っていれば返済しなくても良い) 恐らくは素人(失礼ながら)が見て成功の確率50%の事業というのは、1年を待たずに金がなくなって撤退することになります。個人的な感想としては、今手許に3億円あるのなら好きにして下さい。それ以外は会社の事業に対して自身の関与が可能なら、共同事業者となって出資に見合う発言権と責任を確保して下さい。当事者間の約束事は、それが出来なかった時にどうするかの所まで文書にして下さい。何れにせよ良好な友人関係と、資金の出し手・受け手という関係は並存しない、と考えましょう。
その他の回答 (2)
- ochocosann
- ベストアンサー率8% (9/107)
>成功する確率は五分五分といったところです 自分だったら、絶対にやめます。 お金の切れ目が友情の切れ目です。 五分五分だと、リスク高くないですか?
お礼
確かにそうかもしれません。 ビジネスはこれはうまくいくぞ!!と思っていても失敗するくらい厳しいものですよね。 貴重な意見ありがとうごじます。慎重に考えます。
- ajyu7
- ベストアンサー率55% (142/254)
大金ですね。 出資する場合、仮に上場などすればかなり増えて返って来ますが、それまでの間は配当金が出ない場合がほとんどです。また、出資の際に経営をチェックするために役員になるというのは極めて有効な手段です。ただし、勤務実績がないと役員報酬で支払える金額(税務上の話ですが)は微々たるものです。 貸し付けにする場合は、きちんと契約書を作っておくべきです。貸付先も個人にするのか、会社にするのか分かれます。本当にきちんとするなら契約後に公証人役場にいって公正証書を取っておくのが良いでしょう。金利も含め、定期的な返済を受けられるのが利点です。普通は創業資金なので、金利のみの返済とする据え置き期間を設け、ある程度収入がでるであろう頃(半年とか1年)から元本の返済を開始する契約にすべきです。 個人的な意見では、金利を貰ってもリスクに見合ったリターンが得られません。一部出資し、取締役等には就任しておくこと。その上で残りは貸し付けにする。会社を設立するなら、会社に貸付し、ご友人の連帯保証を取り付けるべきです。 エンジェル税制等ありますが、出資金は「会社がいつ潰れたか」が明確になりにくいので、破産・法的整理でもしない限り税額控除されにくいです。それなりの大金ですから、それに見合った対応をお勧めいたします。
お礼
ありがとうございます!!非常に参考になりました。 エンジェル税制など、自分で調べて見ます。 そうですね。大金ですので、安易に決めずいろいろな方向性を考えてから行いたいと思います。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。ほぼ、知りたいと思っていたことを教えていただきました! 実際自分自身が関与できれば確かに発言権と責任が確保でき、また不安感もなくなるかもしれませんね。 とにかく、約束事を細かく決めてあらゆる場合を想定する必要があるということも、わかりました。 本当にありがとうございます!!