- ベストアンサー
全酸価試験について
全酸価試験という変圧器の絶縁油の劣化診断試験があります。これは酸化度を測定するものであるのに、なぜ『酸化』ではなく『酸価』という表現をしているのでしょうか。 ご存じの方いらっしゃいましたらご教授いただきたいです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
全酸価とは絶縁油1g中に含まれる全酸性成分を中和するのに要する水酸化カリウムのmg 数を言います。 絶縁油の一部が酸化されると、遊離の脂肪酸ができますが、この遊離の脂肪酸量に相当するものを求めたのが、全酸価です。 つまり、脂肪酸の「酸」なのです。 全酸化だと、絶縁油すべてを酸化するのにどのくらいの酸化剤が必要か、という感じにとられるでしょうね。
お礼
大変遅くなりました。 ご回答いただきありがとうございます。 また何かありましたらよろしくお願いいたします。