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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ファージの保存について)
cDNAライブラリーのファージ保存について
このQ&Aのポイント
- cDNAライブラリーのファージ保存について質問です。タイターチェックを行った後、-80℃で保存していましたが、解凍したファージは4度で保存しています。どのくらいの期間もつのかと、長期保存方法を教えてください。
- cDNAライブラリーのファージの保存方法について質問です。今は解凍したファージを4度で保存していますが、この方法でどのくらいの期間もちますか?また、長期保存の方法を教えてください。
- cDNAライブラリーのファージ保存について質問です。解凍したファージを4度で保存していますが、この保存方法の期間はどのくらいですか?また、長期保存したい場合はどうすれば良いですか?
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長期保存するなら、amplifyしてからがいいでしょう。 全量または十分なタイターのライブラリーをプレーティングして培養後、SMを注いで溶出したファージを回収します。 クロロフォルムを垂らして密閉しておけば、冷蔵庫で数年持ちます。ただし、タイターは一年で一桁くらい下がってきます。 冷凍保存はしたことはないのですが、いかに凍結保存液を工夫したところで、オリジナルのタイターを保ったまま、凍結、解凍するのは不可能でしょう。やはり、amplifyしてからのほうがいいでしょうね。 libraryというのは、総タイターとクローンの多様性(一個一個のファージが独立なインサート分子を含んでいること)が重要です。その意味では、作りたてののライブラリーをamplifyしないで使うのが理想的です。 保存によって、どうしてもタイターの低下、それに伴うクローンの多様性の低下が起こってしまいます。そこでamplifyをして、1個のクローンに由来する多数のファージを作っておきます。冗長性を持たせることで、タイターが低下しても、クローンの多様性が保たれようにします。いくらタイターが増えたからと言っても、クローンの多様性はプレーティングしたタイター以上にはならないことに注意してください。 一方、クローンによって増え方がまちまちなので、amplifyによって、目的のクローンの頻度が下がる場合もあります。一般的に、amplifyしたlibraryをスクリーニングするときは、オリジナルを直接使うときよりも、数倍のプラークをスクリーニングする必要があります。
お礼
返信遅くなってしまいましたm(..)m とても助かりました。ちょうどストックを解凍しました。 クローンの多様性はプレーティングしたタイター以上にはならないということ気づいていませんでした。 本当にありがとうございました。