一般的に、その曲中に必要な特殊な運指がある場合は(前後の関係によって)、大抵、指番号が書いてあります。
指番号が書いていない場合は、おそらく前後から判断できるので書かれていないのだと推測できます。
自分である程度推測できるようになるためには、一般的な指運びを手に覚えさせて(或いは記憶して)しまわなければなりません。
スケール(音階)
アルペジョ(分散和音)
和音(カデンツ)
その他
三度の和音(どみ、れふぁ、みそ、ふぁら、そし、らど、などの重音)のレガート奏法
半音階
などが基本ですから、これらの指運びを無意識に出来るようになるまで練習しましょう。
「ハノン」や「ピアノのテクニック」という教則本はご存知ですか?
その中に色々な練習方法が、後半にのっていますので一度楽譜を探してみてください。
曲中、左手では和音を弾くことが多いので、簡単な曲集などを時々弾いて、和音の指運びを覚えてください。
和音と指運びのパターンを、五線紙に書き取っておくと忘れなくていいかもしれません。
御自分が過去に弾いたことのある教則本で充分だとおもいます。
バイエルなどでも良いと思います。
左手だけを取り出して弾くのもいいかもしれません。
ツェルニー100番の左手だけを弾いてみてもいいかもしれません。
とにかく、たくさん弾くことによって自然と一番良い指運びが身についていきます。
頑張ってください。
最後に、一番大切なことは、指運びの正確さよりも、どの様に美しく聞こえるか・・です。
美しい安定した演奏に聞こえるときが、最も良い指運びだと言うことを忘れないで下さい。
参考になれば幸いです。
補足
やさしくご回答くださってありがとうございます。 大変参考になになりました。 がんばってみたいと思います。