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廃食油をハウス栽培に利用してもらうには
寒冷地の都市周辺には多くのハウス栽培農家があります。 また、都市に展開する飲食産業からは廃食油が廃棄物として排出されています。 この廃食油を冬期間ハウスの加温に使用する方法を模索しています。 夏季はBDFにすることで廃食油の通年利用が出来ると思っています。 廃食油の排出量は限りが有るので、食料栽培に使用するのが良いのではないかと思っています。 ハウス栽培で石油の高騰に悩むことも有りません。 まもなく冬になり加温が必要な季節が到来しますので、出来るだけ早く実現したいのです。 お店から廃食油排出→収集→貯蔵→配送→ハウス栽培→野菜をお店へ この様なサイクルを夢見ています。 廃食油を加工しないで燃焼できます。(天ぷらカスは除去します) BDF製造で発生する廃グリセリンを燃料として使用出来ます。 実現の可能性についてご意見をお聞かせ下さい。
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- say-onara
- ベストアンサー率47% (27/57)
何度もすみません。No.3&4です。 BDFが冬季使用できないのは、岩手県以北と思われます。 ボイラー単体での普及を足がかりに、BDFを含めた全体システムを捉えられたほうが、手っ取り早いでしょう。 現在、廃グリセリンの処分に困っている事業体数多く存在します。 自家消費できるボイラー設備としての普及が近道です。 現在、廃グリセリン処分に関する処分費用はBDF1L当り、\5~8です。 これで減価償却等の採算性提示可能になるでしょう。 採算性計算の参照は http://kankyou-system-p.com/ の無償ソフト2が相当するでしょう。 プラント熱源としての通年使用…このようなコンセプトが、BDF事業系に適しています。 (規模の問題ありますが…近隣にBDF事業者多い場合解決案多数アイディア持っています。) HPを通しての公開や、関連HPへのアクセス等を検討されたら如何でしょう? 私もそのボイラーシステム紹介戴きたい一人です。 複数の事業体への紹介可能です。 もちろん無償で…。 栽培農家さんへのシステムは、温風より、温水による、地面加温が効果的と思われます。 廃温泉水の利用に寄る実績と、太陽光による気温上昇のメカニズムからも、それは言えると考えます。
- say-onara
- ベストアンサー率47% (27/57)
こんにちは。No.#3です。 >アルカリ灰は煤塵として拡散しないように凝集するようにしております。 >ボイラへの影響は伝熱面へ拡散した灰が付着して生じるトラブルですが、今の所重油燃焼程度の煤は付着していますが、影響は無いようです。 この2点から、ボイラーは農家の方々にそのボイラーを購入していただき、需給システムを完成される様に伺えます。 農家の方々のメリットを創造しなくては、グリセリンの使用は採用されないでしょう。 壁面の付着が少ない事から凝集フィルターへの負荷が懸念され、メンテナンス経費(ランニングコスト)が心配されます。 冬季にBDFを生産されない旨に伺えますが、BDF製造に関する事業採算性は確保されているのでしょうか? 通年で使えない冬季温度は何度くらいが最低でしょうか? BDFの冬季の使用に関しては、-7℃位はクリアした経験があります。 トップでは-10℃位ではありますが、暖冬時2年間の通年使用しかなく、それより寒い冬の使用は現在、適正BDF入手不可能で実現できていません。
補足
投稿有難う御座います。 現在は温水ボイラで廃グリセリンを燃焼しておりますが、栽培農家さん向けは温風の方が良いのかなと思いますが、調査は行ってはおりません。 廃グリセリンの燃焼にフイルタは使用せず、消耗品はありません。 但し一日一度程度、人の手で蓄積した灰を除去して頂く必要がありますが・・・。この時間は2-3分です。 農家さんのメリットを出す為に、ファーストフード等の業者とリンクする事で廃食油を無料で提供してもらう循環は可能と、今はそんな夢を持っている次第です。 私はBDFを製造している事業者ではありませんので、関連する事業者との共同事業になるのかなと考えております。 BDF事業者の方から、冬期間はBDFを製造しても流粘度が高くて使えないいと聞かされております。 私はBDF製造事業者でないので、廃食油を直接燃料にしてしまおうと言う発想が出て、廃食油・廃グリセリン混焼バーナを作りました。 BDFを製造する採算性は私は関与しておりませんが、BDFは一つの市が市を挙げて事業化しております。 BDFのみの利用ですと、通年して廃食油を収集して燃料化出来ないのですが、このテーマが実現すると通年して収集してエネルギーとしての利用が可能に成るのではないかと思いご意見を伺っております。
- say-onara
- ベストアンサー率47% (27/57)
こんにちは。 通年を通しての使用の模索は、廃食用油排出者側の立場に立っての発想ですね。すばらしいです。 実現は可能でしょう。 廃食用油は廃油ボイラーや重油ボイラーで100%燃焼や、重油混合燃焼の話は聞いております。 問題は、使用条件(現状ボイラー燃料)やどれくらいの規模(消費量)なのかが不明な点です。 廃グリセリンに関しては、大量のアルカリ灰分を含みますので、ボイラー炉壁に付着し、異常過熱による破損や煤煙による拡散が心配されます。 又、揮発性のメタノールも含みますので燃料供給形式においては、事前除去が求められます。 関係機関への確認や、ボイラーメーカーにメンテナンスのあり方等の確認が必要でしょう。 冬期間の輸送・保管に関しては、凍結しないように配慮しなくてはいけません。 一旦凍りつくと、加温溶融に酷く手間がかかります。
補足
アドバイス有難う御座います。 廃食油の供給量とBDFやそのまま燃焼するさせる時の需給バランスは今の所不明ですが、数件の栽培農家への供給は可能と考えております。 どのような需給サイクルが出来るか、模索中です。 廃グリセリンに含まれる、アルカリやメタノールは分離せずに燃料としてそのまま燃焼するようにしております。 アルカリ灰は煤塵として拡散しないように凝集するようにしております。 ボイラへの影響は伝熱面へ拡散した灰が付着して生じるトラブルですが、今の所重油燃焼程度の煤は付着していますが、影響は無いようです。しかし、長期観測が必要な点ではあります。 150,000KCAL/Hのボイラで廃グリセリンを主燃料として運転中です。 冬期間の輸送・保管は温度にかなり注意しないとおっしゃるような問題に振り回されると思います。 北国は、その点色々な経験を持っており、余り心配してはおりません。 輸送・保管はかなり楽観的に考えております。
- kazu39
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回答では、有りませんが、面白い発想ですね!! 私は、科学者ではありませんので、利用しての課題はわかりませんが? このようなアイデアは大歓迎ですね。 ストップ温暖化推進員との立場で、こどの達には「廃油を利用しての行灯(ランタン)製作会」を開催して喜ばれてます。 また、自動車用燃料として実用化されたますね。 こうなれば、雑草なども枯葉剤で処理せず、刈り込みハウス用燃料としてもどうかなと思いますね! 限りある化石燃料は、置き換え不能のところで使用して、他のエネルギーは、貴兄のようなアイデアの持ち主たくさんできることを願います。
補足
廃食油を単体で燃料化するのは極めて困難な事ですが、燃焼排ガス問題はありませんしCO2の発生が無いので環境に負荷を掛けない燃焼と言えます。 自動車用の燃料は、寒冷地では冬期間使用できなく成るのです。 全く新しい提案なので今の所賛同者が居ないのです。
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
現在食油を軽油として使っていますね、 それと同じでしょうね。 エンジンをボイラーに置き換えるのですけど、 その燃焼装置は排ガスに問題がないとしてですけどね。
補足
食油を軽油代替燃料として使用されておられるのですか。 BDFの事と思いますが、間違えないでしょうか? 廃食油をボイラ燃料に使用しても排気ガスに問題が生じるような事は無いと思います。co2を発生させない燃焼の最たるものです。 廃食油単体で燃焼している所は殆ど無く、重油や灯油と混合しているようです。 私が提案するのは、廃食油単体で燃料にすることですので燃料費が格段に安価に成る事は確実と思っております。 質問にも書きましたが、BDF製造時に生じる「廃グリセリン」も燃料になります。
補足
丁重なご提案感謝致します。 私は北海道ですので、寒冷地に対してはそれなりの経験があります。 廃食油の利用は有意義な事と思います。 温水利用がやはり効果的な利用方法ですか。 北海道は気温が低いので温風の使用も相当使用されております。 温水を作れば温風にするのは容易な事ですので温水が最良の方法ですね。 廃食油の利用は、廃グリセリン燃焼装置の登場で新たなステージが展開すると思っています。 殆ど特別な処理をしないで、廃食油燃焼を実現した事。 廃グリセリンを殆ど特別な処理をしないで燃焼する事ができる事。 問題が無い訳では有りません。 チタンや高価電子機器を使用する為に燃焼機が少々高く成る事です。