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廃食油からの石鹸つくり
子供向けの実験教室で、廃食油を使ったセッケンつくりを行っています。 廃食油・・330cc、カセイソーダ・・45グラム、水・・・100cc といった材料を使っておりましたが、カセイソーダは子供には危険で、 もっと安全なつくり方があると聞きました。 どなたかご教示下さい。
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オルトケイ酸ナトリウムを使う方法もありますが、石鹸を作るためには 水溶液として使わなければなりません。 水溶液はかなりアルカリ性が強く、安全とは言えません。 水酸化ナトリウムを用いるときと同じくゴム手袋、マスク、ゴーグル等は必要です。 廃油のリサイクルや環境問題として取り上げられていることが多いようですが、このようにして作られた石鹸は 未反応のグリセリンや水酸化ナトリウムが残留しpHが高く、通常の石鹸として使用することは出来ません(塩析が必要です)。 洗浄用として使っても、廃油に含まれる食物残渣やまたは未反応のグリセリン、水酸化ナトリウムが排水に含まれるようになりますので、 環境にやさしいなんて言えません。
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- hukuponlog
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この実験は、レベルとしては中学生以上が対象で、小学生にやらせるならば保護者同伴が普通です。危険な事は、水酸化ナトリウムだけではなく、例えば廃油を熱する際の火の取り扱い、熱した廃油によるやけどなど、様々に考えられます。どうしても小学生対象に実施したいなら以下のことを守るようにして下さい。 1.必ず屋外で実験をする。下は土、またはコンクリートの場所。 2.ゴム手袋、マスク、ゴーグル着用 3.指導者は1グループ(4~5人)に一人。 4.大量の水が用意でき、すぐに使える場所 5.排水設備が整っている場所 小学校でしたら、プールサイドや中庭などが理想的です。次に、#2の方がおっしゃる通り、実際には塩析をしなければ、家庭では使い物になりませんから、週1回のクラブ活動でやる場合には、2週に渡って実験を行います。このようにして作った石鹸は、保管をしておいて、しばらく寝かして使います。3ヶ月程度寝かせると、黄色の石鹸が白くなってきます。 確かに石鹸が廃油からできる、というおもしろさはありますし、実用的な作品ができるという点では良い内容ですが、作る過程で出る排水などを考えると、少なくとも「環境問題」というテーマには逆行する?実験になってしまうことは知っておいて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ご心配頂いた皆様すべてに共通することですが、 質問している本人の知識が生半可でありました。 ご教示頂いた内容を元に、もっと勉強を重ね させて頂きます。
- tipoAM578
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水酸化ナトリウムの代わりにオルトケイ酸ナトリウムを使う方法があります。
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ご回答ありがとうございました。 ご心配頂いた皆様すべてに共通することですが、 質問している本人の知識が生半可でありました。 ご教示頂いた内容を元に、もっと勉強を重ね させて頂きます。
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