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「まんまんちゃん、あん」の語源を教えてgoo!
「まんまんちゃん、あん」の語源を教えてくらさい! なるべく、信憑性のある説明を添えていただけると助かります。 私は、ごはんをたべる幼児語だと思っていたのですけど、違うんでしょうか…。
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「まんまんちゃん、あん」はもともと神仏を拝む動作を表すようです。 小学館の「日本国語大辞典」(第2版)では「まんまんさん」が見出し語で、「なんまいだ」の項を見るように指示があります。 で、「なんまいだ」を見ますと、当然「ナムアミダブツ」がなまった形であるという説明がありまして、各地の方言が紹介してあります。 「なんまんなんまん」(島根県)、「なまなまさま・なまなまはん」(山形県)「なむなむさん」(静岡県)、「ままはん」(大阪府)その他様々な形がありまして、「まんまんさま」「まんまいさん」、それに「まんまんちゃん」の形も紹介されてあります。 どれもだいたい、神様や仏様を、もしくは神仏を拝むことを示す幼児語として使われているようです。、仏前の鐘をたたく木のことを言ったり、お遍路さんや太陽・月などを言うケースもあるようです。 ちなみに食事に関する用例は「日本国語大辞典」の説明にはありませんでしたが、関西では実際に使われるようですね。 ということで、「まんまんちゃん」は結局「なむあみだぶつ」(を繰り返した形?)がなまって変化したものではないかと考えられます。 堀井令以知さんの「大阪ことば辞典」(東京堂出版)にも「まんまんちゃん」が「南無阿弥陀仏」の転か、と記されています。 「あん」の方はの語源は残念ながら分かりませんでしたが、「日本国語大辞典」「大阪ことば辞典」や「京ことば辞典」にはそれぞれ、頭を下げて礼をする動作を示す語として説明されています。 ご飯を食べるときにも、神仏の前と同様に合掌・礼をするので、食事の挨拶を表す語としてもと使われるようになったのではないでしょうか。 なお、参考URLは朝日放送ラジオの「東西南北龍介がゆく」の「孫の手お調べ隊」のものです。(2001年)9月17日(月)の所をごらん下さい。
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- predict35
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下の方々の回答にあるように、「まんまんちゃん(まんまんさん)」は関西などで「ほとけさん」を指す言葉のようですが、地方によってはこれを「のんのんさん」とも呼ぶようです。私は大阪出身ですが母親が愛媛県出身で、よく「のんのんさん、あん」と言って「ほとけさん」に拝んでいました。
お礼
ほええ、地方によっても違うんですねえ。 出身地の岡山では、まんまんちゃんあんと言うてました。 幼児語が標準語になるのって、関西では結構多いですね。 勉強になります。
- Pesuko
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僕の感覚・及び周囲の言い回しでは「まんまんちゃん」は、ほとけさん(仏壇の意味です)をさしてます。 あん=合掌ですね。 もらい物があったら「先に”あん”してき」=訳「食べる前に仏様に供えて、拝んできなさい」と良く言われました。 ただ、仏壇の前で合掌して「あん」といえばよかったのですが。 大阪では30年前は当たり前の風景だと思います。 http://www.osk.3web.ne.jp/~joganji/ http://www.awatabe.com/kaisya0.htm http://www.asahi-net.or.jp/~yi9h-uryu/tera/sin/h-zyougannzi.htm
お礼
えらい、ご丁寧に。 しょうむない質問に答えてもろて、すんまへんなあ。 わたいは30年も生きとらしまへんので、昔のことは、 なんでも勉強だすわ。 参考ページも3つももろて、ほんま、おおきに。
- ykkw_2001
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>ごはんをたべる幼児語 そのと~り。(アタック25,児玉清風) 大もとは、幼児がごはんを食べる前にお祈りをするときの「まんま」(ご飯)「あん」(合掌)です。 が、 1960年代後半上方お笑い界に彗星のごとく現れたボケツッコミ漫才の原点にして頂点のコンビ、横山やすし・西川きよし いわゆる「やすきよ」が、TVメディアを通じて広めました。 意味不明でありながらその場の雰囲気に乗った決めの言葉としての「ギャグ」は、当時、舞台とは違った”間”が求められるテレビ漫才において、重要なアピールポイントでした。 この他愛ない幼児語を日本中の知るところとするほどのギャグレベルまで高めたのは、日本最後の破滅型天才漫才師であり「破天荒の美学」を追求しつづけた勝負師でもあるやすし師匠です。 彼を中学時代に指導した担任の教諭(小さな寺の住職)によると、卒業後、コンビ別れに悩んだ時期に寺に遊びにきて、話しているとき、墓まいりにきていた小さな女の子が墓前で「まんまんちゃん、あん」とやるのをみて、「せんせ、あれ、おもろいなぁ」と、しきりに言っていたそうです。 そして、西川きよしとコンビを組み、テレビでこの言葉を「ギャグ」として使い、上方お笑い大賞受賞をはじめ文字通り「漫才の頂点」を極めるやすしを、その教諭が見たのは、数年後のことでした。 今も、やすし師匠は天国で大好きな漫才ができる日を待ちわびて、酒を煽っていることでしょう。 合掌。
お礼
なんで聞いたか言いますとな、つれが、「南無阿弥陀仏」の転とか言うさかい、 ほんまかいなと思うて、問いましてん。 あんさんとこに知れ渡ったんは、言わはる通りかもわからしまへんけど、 語の成り立ちを聞いとんでっせ。聴き方が悪うおましたな。すまんこって。 まあ、西日本にもともと広まっとった言い方ですわ。 わては、「まんま=飯」、「あん=おあがり」やと思うてまんねんけど、 どないでっしゃろか? ごっつい辞書とかには載ってまへんのんやろか? 次の人、たのんます。
お礼
いやあ、そうでしたか。 堀井令以知さんの「大阪ことば辞典」! うちにもありましたわ。 お恥ずかしい。うさぎはんも、良い書籍をお持ちのようで、 いや、まいりましたわ。 わたいは勘違いをしとったようですな。ほんま、すんまへんでした。おおきに。