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「大丈夫」の語源は何でしょうか
どうして「大丈夫」はいまのよく使われている意味を表わすのですか? 中国語では「大丈夫」は立派な男のことを指しているのに。 その語源は何でしょうか 教えて下さいませんか。 ありがとうございます。
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中国伝来の漢字でありながら、日本ではその意味するところが異なっているものが多くあり、それらは<和漢異義語>と称されています。遠慮、大人、庖丁、迷惑、人間などなど。 中国の周時代に、周尺の一丈を成年男子の身長としたことを起源とする「丈夫」は、日本では「じょうふ」と読み、また「ますらお」と訓(よ)んでもいます。 この丈夫の美称としての大丈夫も「だいじょうふ」でしょうが、語尾に濁音を付けて「だいじょうぶ」とも読む場合もあります。 一方、本来の漢語から転義して、丈夫を「じょうぶ」と語尾を濁らせて読む場合には、身体がしっかりして達者なことや、品物などが堅牢なことの意味に使われています。 このような、中国伝来の意味からはやや逸(そ)れたニュアンスの方は、辞書でも別項目扱いとなっています。 そちらの大丈夫は、丈夫(じょうふ)の美称ではなく、丈夫(じょうぶ)の強調された意味での「危なげがない」とか「間違いがない」といったトーンで、更に副詞として「大丈夫だ」と言う風にも使われるようになっています。 従って、大丈夫という漢字だけでは、あるいは場合によっては発音だけでも区別が付かない場合には、これが明らかに「男性」の美称としての意味合いが強調されているかどうかで判断するほかないかも知れません。 そして何ともシニカルな言い方を敢えて許してもらえるならば、この美丈夫・もののふ、ますらお、大丈夫と称えられるべき大和男(やまとおのこ)の昨今のわが国での分布趨勢を慮る時、もしかして<死語>と化しているのかもしれません。 いいや、ご心配なく、大丈夫! ここに「大丈夫有んなり!」と、大向こうからの一喝・竹箆(しっぺい)を戴くものと畏まっております(__;)。
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- tennnou
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>「大丈夫」の語源は何でしょうか・・・ ・語源は、古代中国語から来て、古くから日本語に取り込まれました。 >どうして「大丈夫」はいまのよく使われている意味を表わすのですか?・・・ ・↑ どうして「大丈夫」は日本語で「だいじょうぶ(all right,OK)」の意味を表しているのですか? に訂正。 日本語の意味でも、 a:立派な男子。 b:しっかりとしている様子。堅固(ken go)な様子。危なくない様子。 c:間違いない。確かに。 の意味が有ります。 a:の意味(立派な男子)から転じてall right,OK,sure.になりました。 中文にも多く有るような比喩的用法です。 >その語源は何でしょうか・・・ ・↑ この語源は何でしょうか。 に訂正。 語源は、古代中国語の「大丈夫」da zhang4 fu1です。 esmeraldaさんの国-中国語では、男らしさ、ますらお、勇者、たくましい男 などの意味しか有りませんね。 蛇足で、女子子は、丈夫/丈夫子に相対する言語です。 大丈夫は、 masurao, masuraotoko,←(立派な男)。 dai joubu← (all right,OK,sure)。 と発音します。
お礼
tennnouさんご親切にご訂正くださってどうもありがとうございます! 私はまだだめですね...もっと勉強しなきゃ... 皆さんも宜しくお願い致します!
- daibutsuda
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日本でも鎌倉時代あたりまでは「丈夫(ますらお)」=立派な男、という意味で使われていたようですね。 でも、「大丈夫」=大変立派な男が、自分の近くにいたら「大丈夫」な気持ちになりませんか? その辺が語源では・・・?
お礼
gekkamukaさんありがとうございます! よくわかりやすく答えてくださって心から感謝します 「わ!なるほど!」っていう感じです ^^(おかしい日本語ご勘弁ください..)