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平家物語 富士川

平家物語の第5巻、富士川の最後の方に、 「敵の陣には蠅だにもかけり候はず。」 とありますが、どういう意味なのでしょうか。。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hum-00
  • ベストアンサー率27% (22/80)
回答No.1

>敵の陣には蠅だにもかけり候はず 敵の陣地には、蠅の一匹さえも飛んではございません。 だと思います。 ここで、「だに」には軽いものから重いものを類推する意味があり、 蠅(軽いもの)さえもいなかった→平家の軍(重いもの)ももちろん居ない、ということです。 逃げていった平家の陣地について述べていると思うのですが・・・。 間違っていたらすみません。

nichols
質問者

お礼

早速の回答、ありがとうございます!助かりました!

その他の回答 (2)

  • heisenberg
  • ベストアンサー率23% (591/2556)
回答No.3

 #2です。訂正します。  ここは やはり#1さんの回答が正解かもしれません。  「かけり」は「翔り」と解釈するのが適切だと思います。

  • heisenberg
  • ベストアンサー率23% (591/2556)
回答No.2

 例文を解釈困難にしているのは 「かけり候はず」の「かけり」が何であるのか・・・ということだと思うのですが これは漢字で書くと「賭けり」ではないかと推察します。  よって 文全体の意味は・・・  △「敵の陣には蝿だにもかけり候はず」          ↓   「敵の陣には蝿だにも賭けり候はず」   (余りにも弱く だらしないので)敵には(この敵が相手に勝つだろうとは決して思わないので)蝿さえ 賭けることはしなかった。  *多分 これは 富士川に陣取った平家軍が鳥の羽音に驚いて 源氏軍が攻めて来たと狼狽し 一斉に逃げ出したことを受けての描写ではないかと思います。平家軍があまりにだらしないので 蝿さえ「平家が勝つ」という側には賭けない・・・ということを言っているのだと解釈します。つまり「平家のだらしなさを笑っている」のでしょう。

nichols
質問者

お礼

なるほど、参考になりました。ありがとうございました!

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