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省エネ法の原単位
「エネルギー消費原単位年平均1パーセント改善」という目標がありますが、どうして原単位で表すのですか?エネルギー消費量平均1パーセント改善でもいいのではありませんか? 素人なので、わかりやすくお願いします。(特に運輸部門について教えてください)
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- mermaid2004
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● 例えばトラックでの運送を考えましょう ● 注文が増え、売り上げが増えればトラックの稼動が増え、当然燃料の使用量も増えます。 ● エネルギー消費量を1%改善するのであれば、注文を減らせばよいと結う論理になり、利益は上がりません ● 原単位は売り上げに対する燃料の使用量であり、売り上げが上がってもアイドリング運転を減らすなどで努力すれば改善できる指標です。 ● 普通は売り上げが増えれば、エネルギーの消費量は増えるが、原単位は逆に減ります。 まとめ 原単位は販売量に左右され難い指標であり、一般に普及しています。
- mii-japan
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>経済活動の変動により、総輸送量(特に鉄道やバス)も大きく変化するものですか?大きく変化がない場合なら、エネルギー消費量の削減でもいいと思うのですが 経済活動と言ったので判りにくくなったのかな わかり易く言えば、その会社の業績です (鉄道やバスの人員輸送の場合、輸送人・キロ) 売り上げ(輸送人・キロ)が10%増えたのに経費(エネルギー消費量)が15%増えた場合、8%しか増えなかった場合、省エネが達成できたかどうか、どの程度達成できたかをどう判断しますか 売り上げが全く変わらない場合は簡単ですが、企業活動において、変わらないことはありません、またエネルギー多消費部門と小消費部門の比率も変わるのが普通です、このような場合総量だけでは判断できません 目標が総量抑制の場合は別ですが
お礼
ありがとうございました。総量だけでは判断できないことがよくわかりました。補足説明ありがとうございます。
- mayan99
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No1さんの答えの補足になるますが 鉄道では新路線が開業した場合極端に消費量が増えます。 バス会社だと、路線が増えたり、減ったりします。 トラック輸送部門でも、台数や輸送距離が増減するのが普通だと思います。 産業部門でも、生産量が増えたり、新工場が稼動したりと変動するはずです。 運輸部門では省エネ法改正前に国土交通省が鉄道業者などを集め説明会と意見聴取を行い決定した経緯がありますが、比較方法が難しいので輸送量単位の比較にするというような説明でした。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございました。原単位が決定した理由も知ることが出来て、よかったです。
- mii-japan
- ベストアンサー率30% (874/2820)
総消費量では経済活動の変動による要素も含まれてしまうからです 運輸部門の場合 昨年のエネルギー消費が100で今年が98だったとすれば、形式上2%減ですが 総輸送量が昨年より3%減少していたとすれば、省エネルギー達成ではなく、逆に増加しています エネルギー原単位で比較すれば、このような場合も明確になります 総量比較は無意味な場合が多いのです
お礼
ありがとうございました。たいへんわかりやすかったです。素人考えですが、経済活動の変動により、総輸送量(特に鉄道やバス)も大きく変化するものですか?大きく変化がない場合なら、エネルギー消費量の削減でもいいと思うのですが・・・、すいません。
お礼
「エネルギー消費量を1%改善するのであれば、注文を減らせばよいと結う論理になり、利益は上がりません」を考えれば、納得しました。また原単位が一般的に普及していることに驚きました。本当にありがとうございました。