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助詞に漢字が割り当てられていた時代
助詞に漢字が割り当てられたことはありますか? 平安時代に女性が漢字からひらがなを崩して作ったと習いました。 助詞はいつ発生したんでしょうか? 助詞はやはり漢字を崩して作ったんでしょうか? それともまったくあたらしい記号を作ったんでしょうか?
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助詞は、万葉時代にもありました。 >助詞はいつ発生したんでしょうか? はっきりとは不明だとおもいますが、日本語が発生したときからだと思います。 >助詞はやはり漢字を崩して作ったんでしょうか? 万葉時代は、平仮名や片仮名はまだ発生していなかったので、当然助詞も漢字で表記されています。 万葉集の歌、例えば、(万葉仮名表記です) 熟田津尓 船乗世武登 月待者 …(額田王) は、 熟田津(にきたつ)に、船(ふな)乗りせむと、月待てば と読みます。「尓」は「に」、「登」は「と」というように助詞も漢字表記です。
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- kitasan2
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回答No.2
助詞の発生は日本語発生当初からあったと考えられますから、漢字伝来とは関係ありません。 漢文訓読に使われた「ヲコト点」「片仮名」は訓読のための記号として使われました。(下のURL参照) 漢文の中に用いられている「与」(と)とか「之」(の)のような日本語の助詞として読める文字もありますが、「と」という平仮名は「止」という漢字を、「の」という平仮名は「乃」という漢字をそれぞれ崩したものであって、平仮名の発生と漢文の助詞に当たる文字との関係はありません。