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タンパク質

ラクトースオペロンの発現を抑制的に調節しているリプレッサーは”トランスに働く因子”と呼ばれているらしいです。なぜか教えてください。

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回答No.1

シス cisに対して、トランス transという言葉があります。シスは「同じ側、近い側、一つながりになっている方」、transは「向こう側、反対側、相手側」というような意味です。 シスに働く転写調節因子(cis-acting transcriptional element, cis-element)というものがあります。転写領域と連続性をもった、プロモータとかエンハンサのような調節配列のことです。 これに対して、トランスに働く転写因子(trans-acting transcriptional factor, trans-factor)というのは、別の遺伝子から発現した産物が、調節を受ける側の遺伝子のところにやってきて働くものです。直接的な連続性をもたない、あちら側からやってくる因子なのでトランスです。

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