政策割当(ポリシー・ミックス)の国際均衡線について
IS-LM-BPの図において、BP曲線の傾きがLM曲線より緩やかな場合、国際均衡線(縦軸に政府支出、横軸に貨幣供給をとる)は右上がりになるように思えるのですが…。
よく基本書には右下がりになることが当たり前のように書いてますが、これは、BP曲線がLM曲線よりも急な傾きの場合だけだと思うのですが…。
この説明を書いて、あるテスト(院生が採点)に提出したら定義が間違っている一蹴され、赤点(10点)でした…。
テストに書いた内容の概略を以下に示しておきます…。
当初、国際収支が均衡していたとする
↓
政府支出(G)の拡大
↓
(1)経常収支赤字
(2)資本収支黒字(∵取引需要増加によって、貨幣市場にて 利子率上昇)
↓
(2)>(1) ∴国際収支黒字
↓ 国際収支黒字を解消するために…
貨幣供給の増加(M)
↓
ア 資本収支赤字の方向(∵利子率低下)
イ 経常収支赤字の方向(∵利子率低下による投資の増 加)
↓
よって、GとMは右上がりの関係になると感じるのですが…。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
お礼
すみません。ありがとうございます。