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電子を受け取る性質の強さ
今、酸素はなぜ窒素よりも電子を受け取る性質が強いのかを調べています。酸素は窒素よりも電気陰性度が大きく、窒素よりも陽子を1つ多く持っているので、酸素は窒素よりも電子を受け取る性質が強いと考えているのですが、これであっているのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
少し言い方が気になるのですが、「電気陰性度が大きい」ことの理由の一つが、「窒素よりも原子核の静電価が大きいこと」です。 より詳しく知りたいのなら、キーワードは「原子核の正電荷の遮蔽」です。
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- anthracene
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回答No.3
このあたりの話は、高校化学の参考書にも書いてあるとは思いますが一応。 質問にある、陽子の数が多いというのは重要なポイントです。 陽子の数が多いということは、原子核の正電荷が大きいということなので、原子核が電子をひきつける静電引力が酸素の方が強くなるということです。 もう一つ重要なポイントは、酸素と窒素だと、最外殻が同じl殻になるということです。 受け取ってきた電子は窒素でも酸素でもl殻の空いた軌道に入りますので、原子核からの距離は、どちらの場合もほぼ等しくなります。 高校物理でもやるクーロン引力の式は F=kQ1Q2/R ですが、Rがどちらもほぼ等しい以上は、原子殻の正電荷が大きい酸素原子の方が、新たに入ってくる電子をひきつけやすい訳です。
質問者
お礼
ありがとうございました。
- zoo123
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回答No.1
酸素は窒素よりも電子を受け取る性質が強いのは、酸素は窒素よりも電気陰性度が大きいからですね。誘起効果(I効果)ですね。 窒素よりも陽子を1つ多く持っているのは、関係ないような気がします。
質問者
お礼
ありがとうございました。
お礼
なんとなくわかりました。ありがとうございました。
補足
酸素は窒素よりも原子核の正電荷が大きいので、遮蔽効果が小さくなるから、電子を受け取りやすいということなのでしょうか?