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反射式望遠鏡ビクセン R114Mの性能
- 初めての天体望遠鏡選びにおいて、ビクセン R114M、R130s、ED80Sの3つを候補として考えている。東京都東村山市では星雲はほとんど見えないため、主に月や惑星を観測したい。価格の安さを考慮して、R114MやR130sを検討しているが、口径の絞り込みにより見え味が変わるとの情報もある。また、大口径の反射式望遠鏡を持ち運びたいが、価格帯が安すぎるため心配している。
- ビクセン R114MとED80Sの見え味の違いについて不明な点があり、特に星雲や惑星の観測における違いについて気になっている。遠征先で天の川やメシエ天体を観測するため、大口径の反射式望遠鏡を選びたいが、R114Mのレビューが見つからないため、不安感がある。価格帯が低い望遠鏡は信頼性に欠けると聞いており、迷っている。
- 総合的に考えると、初心者にとって使いやすく持ち運びもしやすいED80Sが無難な選択肢であるが、天の川やメシエ天体を満足に観測するためには反射式望遠鏡が適しているとも言われる。ただし、価格帯が低すぎる望遠鏡は品質に不安があるため、注意が必要である。ポルタIIとの組み合わせを予定しており、アドバイスやお勧めがあれば求めている。
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ビクセンのサイトを隅から隅まで眺めましたが「R114」という望遠鏡は見つかりませんでした。 ただ下記製品が見つかりましたが。どうもこれは「ビクセン製」とはいっているものの正規製品ではないように見受けられます。架台もビクセン製とは思えず、見た感じ非常に「ちゃっちい」です。 http://118.111.0.24/cmdtydetail/actionNameTxt/searchCmdty/cc/3/cmc/220877/bc/1000/shc/301/ccc/10 一方「R130s」とはビクセンの下記製品とかんがえてよいでしょうか。 http://www.vixen.co.jp/at/porta2.htm#newton さて回答ですが >10~13cmの反射ではやはり東京で星雲はほとんど見えないものでしょうか? 東京では夜でも人工照明で夜空が非常に明るいです。すると星雲などの淡い光がこの人工光に埋もれてしまい見えません。これはいかに大望遠鏡を使っても同じことです。性能のいい望遠鏡では人工光も増幅されるので、結局同じなのです。 で、結論ですが、残念ながらほとんど見えないと思います。見えるとしたら「オリオン大星雲」と「アンドロメダ星雲」くらいかと。 したがって、望遠鏡を購入された場合、普段ご自宅で楽しむのはやはり、月面や惑星対象です。 こちらは都会でもなんら問題なく観測できますので心配入りません。 >R114MやR130sはED80Sに比べ価格が安いということもあり心配です。 R型番のものは「反射望遠鏡」ED型番は「屈折望遠鏡」です。同じ口径(レンズ直径)で比較すると反射式は安く、屈折式は高いのは普通です。反射式はガラスにメッキした鏡を使っており、レンズを何枚も磨いて組み合わせている屈折式よりも製作が簡単なのです。しかしこれは「反射式」が「屈折式」に劣っているってことは無いのです。一般に鏡筒の端部から覗く屈折式の方が扱いやすい(気楽に使えて持ち回し易い)というメリットはありますが。 天体望遠鏡の第一の性能はとにかく口径です。口径の大きさ=解像度、つまり対象が細かくはっきり見えるということなのです。よく「倍率300倍!」などと銘打った望遠鏡が売られていますが、実は倍率など、望遠鏡の性能とは何も関係ありません。口径(解像度)の劣った望遠鏡で倍率を上げたところで、ぼやけた写真を大きく引き伸ばしているってだけで、見苦しいのが想像が付くと思います。 よって、購入の際にはなるべく口径の大きいものをお考え下さい。8cmの「ED80」や10cmのものより11.4cmの「R114」の方が有利です。 >R114Mの口径を1cm絞ると、8cmアポクロマート屈折と同じくらいに見えるというログを。 これはまったく意味不明です。一般に口径を絞れば性能は落ちます。ただ反射式の場合、像の切れ味が屈折に比べて劣る(かなりの通の話)であって、口径を絞ると「切れ味」が良くなる、という説もありますが、普通の人には関係ない話です。上に述べたよう口径は大きいに超したことはありません。 さて、次に架台のことですが、「ポルタ」などの経緯台式はまったくお勧めできません。経緯台式は望遠鏡が水平・垂直に動きますが、星空はそんな動きではなく北極星を中心に回っているのです。ですから望遠鏡で眺めていると対象物がどんどん動いていってしまいます。惑星など倍率高く観察していると数十秒で視野から去ってしますのです。そこで望遠鏡をすこしずつ動かして対象を追いかける(これを追尾するといいます)のですが、このときに経緯台だと、星の動きと全く異なる動きをするので星を追尾することが非常に困難です。その点「赤道儀式」であれば、回転軸が斜めになっており、これを北極星の方向に合わせることで、星の動きと望遠鏡の動きを一致させることができます。追尾が非常に楽です。 ですので、架台はぜひ赤道儀式を選んで下さい。 >R114MやR130sはED80Sに比べ価格が安いということもあり心配です。 このような製品が安いのは、おもに「経緯台式」という簡便な架台を採用しているからです。 >低価格帯はおもちゃのような望遠鏡が多いと聞きますし。 まったくその通りです。粗悪レンズ、粗悪架台、粗悪三脚で、使い物にならないものが堂々と売られていると悲しくなりますね。
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- analogTV
- ベストアンサー率0% (0/1)
初めまして~。 東村山の近くに住んでいるものです。 R114とGP、ポルタを持っていて、ED81Sは持っていませんが、 似たような他社製品なら持っています。 ・星雲は、私の近辺だと楽しいのはオリオン座大星雲くらいです。 他は存在の確認が目的になってしまいます。 このクラスの望遠鏡ならば、星団を含めても双眼鏡が向いていると思います。 ・遠征先の星雲なら、”持ち運べる範囲で”、”大きければ大きいほど”良いのは 間違いないようです。以前8センチと12センチの屈折なら比較しましたが、差はあっても 期待したほどの変化がありませんでした。星雲には、もっともっと大口径が必要のようです。 ・R114と8センチEDとも、だいたい似たような見え方です。 R114は、値段が安いのに十分良く見えます。ただ大きいので収納場所には困りました。 8センチEDは、小さいのにR114同等以上に良く見えます。高いのが痛手ですね。 真横に並べて比較すれば違いもありますが、どちらも同じように楽しめると思います。 R114の場合は、中古も検討してみてください(人気薄で安いので)。 月・惑星とも、双眼鏡とは比較にならないくらい良く見えますよ。 星雲を遠征先で見ることに主力を置くなら、ED81s+ポルタIIと同予算を反射(と架台) につぎ込めば、双眼鏡との違いも大きくなってきます。 (例えばケンコーSE200N+セレストロンAdvancedGT赤道儀で9万円) もちろん鏡筒の扱いは面倒になります。 初心者の私感なので、参考にもならないかと思いますが。
- kamakiri83
- ベストアンサー率86% (20/23)
#1回答者さん、どうも始めまして。 私の回答を改めて読み直し、きっと#1さんを「むっ!」とさせたのだろう、そうゆう文章だったと、反省させていただきます。 #1さんは赤道儀を実際に愛用され、何の不都合もなく、また経緯台よりも初心者向きだと実感されている。 そして私は経緯台(ポルタ)を長年愛用しており、#1さんとは逆のことを実感しています。 #1さんの反論・ご意見に対しては、一部に「意外な突っ込み」に感じた箇所がありましたが、それは私の書き方のせいですし、他はちゃんとしたご意見ばかりだと思います。 ただ、最後の方の「しかし、架台は経緯台じゃダメです。」には、なんだか自分の観測スタイルをバカにされた様で、いささか・・・。 私の回答は、質問者さんが問われた本題に関しては、殆んど関係のないことですが、ポルタの一愛用者として、そして一意見として、「良い架台ですよ」とさせて下さい。 oraeno17さん、 余分なスペースを勝手に使ってしまい、申し訳ありませんでした。 本題の望遠鏡に関しては、 お住いの条件・稼働率から考えて、先ずはメインを月・惑星にするのが、始め方としては良いように感じます。 だったら同じ屈折の80mmでもアクロマートで十分だと思いますが、ED80Sは長い目でみても使い道が減らない鏡筒ですので、予算が敵うのでしたらオススメです。
お礼
ご親切に度々ご回答ありがとうございます 架台のタイプにつきましては、両方に利点があると思いますので その良い所を自分でどちらを取るか検討してみようと思います お二方のご意見・アドバイスは非常に選ぶのに参考になっています 余分なスペースなどとんでもないです 結論はまだ出ませんが、天文台やショップに足しげく通い、実機に触れながら決めようと思います この度は本当にありがとうございました
- pasocom
- ベストアンサー率41% (3584/8637)
#1です。 #4回答者様と私は考え方が違うようですので若干反論含めて補足させて頂きます。 >1.極軸合わせが簡単ではないこと。 確かに写真撮影をしようと思ったら、特に長時間露出の場合はかなり精密に極軸を合わせる必要がありますが、「観望」という程度なら、そんな神経質に合わせる必要はありません。私は玄関から赤道儀を持ち出し、そのまま極軸を「だいたい北方向」を向けて置けば、それでおしまいです。 この程度の置き方でも惑星などを追尾する場合、経緯台より遙かに追尾が楽です。長時間(10分とか)するとずれてきて微動ハンドルで調整することになりますが、たいてい同じ対象をそんなに飽きず眺めることもないです。経緯台だと、先の回答に書いたように数十秒で視野から去ってしまい、そのたびに水平・垂直両方を動かして追尾するので、返って「初心者では追尾が困難」なくらいです。 >2.望遠鏡を直感的に振り回せないこと >経緯台(赤道儀の間違い?)はそうはいきません。 >クランプを緩め、手で動かし、クランプを締めて、微動操作します。 惑星や月面を観測する場合は、高倍率で対象を視野の中心に入れたり、追尾したりするのに微動ハンドルをつかうのは常識です。フリーストップだから、手でちょいちょいと「振り回せる」などというのは「幻想」です。 >そして天体の導入には2軸を同様に扱わなくてはいけません。 経緯台でも水平・垂直の2軸を動かすのは同じです。 >この時、望遠鏡それからウェイトともきちんとバランスがとれてないと、クランプを緩めただけで望遠鏡が直ぐに動いてしまいます。 観測前に鏡筒とウエイトのバランスを取るのは常識です。自分の望遠鏡なら、どの辺にウエイトをセットすればいいかは、数回使えば覚えてしまいます。 >3.非常に重たいこと 重たいことがメリットなのです。これは三脚でも同じこと。何度もいいいますが、風で振動してしまうよな製品はだいたい「軽すぎる」のです。 ですので、ご質問者が女性であったり、子どもであれば、赤道儀などお勧めしません。しかし、お若い(体力ある)男性らしくお見受けしているので、その点心配していません。 ちなみに私が玄関から毎夜持ち出すヤツは全体で30kgくらいです。 >4.経緯台以上に性能にシビアなこと >そしてステップアップに口径の大きな望遠鏡を購入しても、既存の赤道儀では役不足は明らかです。 お勧めしたGP2赤道儀のスペックを確認下さい。「積載重量 不動点より25cmで約7kg 」です。一方鏡筒は「VMC110L(VMC式)鏡筒」でも重量2.3kg。 よほどの「ステップアップ」をしない限り、GP2で対応できることがわかるでしょう。 >初心者の半分以上は何らかの理由で途中挫折しているのが現実です。 それは確かです。しかし、私の経験では、それは「初心者向け」といわれる粗悪な望遠鏡をつかまされ、使い物にならずに挫折、ってケースが多いと思われます。 よって、私の考えでは「初心者」に「初心者向け」望遠鏡をお勧めするのはかえって「無責任」と考えます。安物を買って、「天体望遠鏡ってこんなもんか」、と短期間で挫折してしまうより、多少の投資をしてもキチンとした物を使い、それでも飽きてしまう(挫折ではありません)のは、望遠鏡のせいではなく、本人の責任ですから。 ちなみに、私が今使っているのは、数十年前に購入した物ですが、現在息子が興味を持って使い始めています。キチンとしたものならこのように一生物ですから、本人が飽きても別の人が使う可能性もあります。 私のお薦めした鏡筒があまり気が進まないならそれもよし、確かに初心者には屈折のほうがなじみやすいかも知れません。お好きな物を選んで下さい。(ビクセンならそんな粗悪な鏡筒はないでしょうから) しかし、架台は経緯台じゃダメです。 >望遠鏡で低倍率で自由に星空を流すのを楽しみにしていて。 それを聞くと経緯台でいいじゃない、と私でも言いたくなります。よほどの田舎に住んでおられるならそれでもよし、しかし東京でそれが可能な日が年に何日あるでしょう。私はそれも考慮すれば、買ってからクモの巣をかけるより、都内でも月面や惑星を楽しんでもらいたいと思うのです。そのために必要なスペックをお勧めしているのです。
お礼
ご親切に度々ご回答ありがとうございます 架台のタイプにつきましては、両方に利点があると思いますので その良い所を自分でどちらを取るか検討してみようと思います 三脚については、予算の範囲で良いものを選ぼうと思います 長く付き合いたい趣味なので、慎重になってしまっていますが アドバイスは非常に助かっております 結論はまだ出ませんが、天文台やショップに足しげく通い、実機に触れながら決めようと思います この度は本当にありがとうございました
- kamakiri83
- ベストアンサー率86% (20/23)
架台についてですが、一般には「初心者に赤道儀は向いていない」と言われてます。 赤道儀とは、地球の自転軸(地軸)に平行にセットする極軸と、これに直角の回転軸を持つ架台のことです。 この構造により、いちど見たい天体を導入すれば、1軸(ひとつのハンドル)を回すだけでその天体を追尾できます。 ただし赤道儀にはデメリットもあります。 (以下、経緯台=ポルタ経緯台とする) 1.極軸合わせが簡単ではないこと 観測場所へ車で移動する際には、通常は三脚と赤道儀は別々に積込みます。 現地へ到着したら、まずは組立~それからセッティングとなります。 極軸合わせは一見簡単そうですが、最初はなかなか精度良く合わせることができません。天体撮影時ほどの精度は要りませんが、それでもこれがいい加減だと、天体の追尾には結局2軸の操作が必要となってしまい、赤道儀のメリットがなくなってしまいます。 また必ず北極星が見えるとは限りません、その際は別の方法も知り・マスターしておく必要があります。 2.望遠鏡を直感的に振り回せないこと フリーストップの経緯台は直感的に自由自在に望遠鏡を振り回せますが、経緯台はそうはいきません。 クランプを緩め、手で動かし、クランプを締めて、微動操作します。そして天体の導入には2軸を同様に扱わなくてはいけません。この時、望遠鏡それからウェイトともきちんとバランスがとれてないと、クランプを緩めただけで望遠鏡が直ぐに動いてしまいます。 3.非常に重たいこと 性能の良い赤道儀ほど、丈夫に重く作られています。また一般的なドイツ式にはバランスウェイトがセットされるため、さらに重くなります。 4.経緯台以上に性能にシビアなこと 経緯台に比べお金を掛けてきっちり作られた物でないと、経緯台以上に震動やブレが大きくなりどうにもなりません。 また撮影はしないからと、許容積載重量ギリギリの経緯台を選択してしまうと、後悔をすることになります。 ただでさえ経緯台よりも高価で面倒な赤道儀なのに、「意外に揺れてしまうもんだ」ではショックは大きいはずです。そしてステップアップに口径の大きな望遠鏡を購入しても、既存の赤道儀では役不足は明らかです。 そして後から天体撮影をしたくなっても、安物の赤道儀では思い通りの写真は取れません。結局は別の高性能赤道儀を追加購入するハメになります。 ポルタII経緯台 これは初心者にも向いていますが、実はハイアマチュアにも人気の架台なのです。 既に位置が分かりきっている月や惑星を見るだけなのに、いちいちセッティングをしなくてはいけない赤道儀は、とにかく面倒です。 それに比べ三脚広げて望遠鏡を載せるだけ~見たい方向にサッと振って~は、とにかく手軽で楽ちん、快適です。 惑星以外でもハイアマチュアの人は肉眼で探せる天体は多いので、導入はいとも簡単に~そして次々と天体サーフィンを楽しめます。 天体の追尾には2つのハンドル操作が必要ですが、コツを掴むのは赤道儀の扱いに熟練するよりも遥かに簡単です。 架台の選択 せっかく機材を購入して天体観測を始めても、長続きするとは限りません。 初心者の半分以上は何らかの理由で途中挫折しているのが現実です。 一般には比較的低価格な機種が初心者向きとされてますが、それは続くかも分からない人に高価な機材を勧めるのは無責任となるからです。 初心者に赤道儀は絶対ダメというわけではありません、いきなり赤道儀で始めて~長続きしている人もきっといるはずです。 でも赤道儀を選択するのなら、それは自己責任として、しっかりと自分の判断で赤道儀を選ぶ必要があります。 私の基準では、赤道儀には十五分(じゅうごぶん)の性能余力が必要と考えています。 それは、望遠鏡をステップアップしてもその赤道儀には当然載せたいし、その状況でも十二分の性能余力を確保したい。だから、最初から十五分の性能余力が必要だと。 具体的には、たとえば最初はED80mmでスタート~その内一眼カメラで直焦点撮影をするつもり、なら「ビクセン SXW赤道儀+三脚」を選びます。 http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/Vixen-sxw-hal110.html
お礼
ご回答ありがとうございます 高倍率での惑星観察するとなると赤道儀が欲しいかな、と思い始めてたのですが 予算的にGP2らが一代目としては限界と思っています 赤道儀を買っておけば後々撮影する際に使えると考えている自分が心のどこかにいて GP-2ではぎりぎりだというコメントは見ていたのですが、その通りなのですね 機動性や、飽きの可能性、なども考えると架台はポルタIIがいいのかもしれませんね 出来ればずっと付き合っていきたい趣味ですが 双眼鏡で天の川(だと思う辺り)を見るのが好きなので、望遠鏡で低倍率で自由に星空を流すのを楽しみにしていて、それも経緯台の方がよさそうですね 私のような初心者ほど、なるべく予算を抑えたいと思い、三脚や架台に予算を割きたがらない ハイアマチュアの人ほど、大事だと知ってるから三脚や架台に予算をかける このギャップが悩ましいです・・・
- pasocom
- ベストアンサー率41% (3584/8637)
#1です。 >赤道儀とのセット商品は価格が3万ほど高くなるようですので、それならポルタIIとのセット購入後・・・。 カタログを詳細に見ると「ポルタセット」の三脚と「赤道儀セット」の三脚は違うことがわかります。赤道儀セットの方には高級三脚が使われている分の価格も入っているようです。 「ポルタ経緯台 重さ 5.7kg(三脚含む) 三脚形式 アルミ製2段伸縮式三脚(トレイ付) 」 http://www.vixen-m.co.jp/telescope/porta2/39951.html 三脚と経緯台あわせて5.7kgですので、三脚のみの重さはたぶん3kgくらいかと思います。 これに対して、「GP2赤道儀」のほうは 「HAL-130三脚」と明記してあり、これは「材質・形式 大型六角形アルミ製2段伸縮式(ワンタッチ式) 重量5.5kg」とあります。 http://www.vixen-m.co.jp/telescope/gp/39532.html 先の回答で「粗悪三脚が・・」と書きましたが、三脚も重要なスペックです。粗悪なのはそよ風が吹いただけで架台が揺れますから(^^)。軽い経緯台用の三脚に重い赤道儀を載せるのは無理があるし、たとえ経緯台でも三脚ががっしりしているに超したことはありません。 さらに「ポルタセット」のアイピースが不思議です。「UW式」となってますがこれもビクセン製品一覧にないもの。ネット専用の低価格製品でしょうか?。 >焦点距離を長くとっていて、惑星観察の際に倍率を上げ易くて良いかなと候補にしています。 確かに、ご自宅で日常的に使う分にはそういう対象になりますからね。これを読んで思ったのですが、それなら「反射式」と「屈折式」を合わせたような「カタディオプトリク式」望遠鏡はいかがでしょうか。下記「VMC110L(VMC式)鏡筒」なら焦点距離1035mmもありながら、鏡筒長さはわずか370mm。これなら車に積んで出かける時などでも機動力発揮できますし、日常的に高倍率観測も楽しめます。 また口径110mmありますから、いざ星雲を、という時にも満足できる性能です。 http://www.vixen-m.co.jp/telescope/tube/26050.html この鏡筒はセットものが無いようなので、パーツを単体で買うことになるようですが、 ・VMC110L(VMC式)鏡筒 27000円 ・GP2赤道儀 34400円 ・HAL130三脚 28300円。 ・アイピース NPL6mm(高倍率用) 3000円 + NPL40mm(低倍率用) 5200円。 以上で96900円。 最初の質問文で「価格が5万~10万ちょっとで探したら」とのことでしたが、これなら「想定内」でしょうか? 上セットなら必ず満足できるでしょう。書いているうちに自分でも欲しくなりました・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます 三脚も大事なスペック、何度も目にはしてきた言葉ですが 予算等々考えると目を瞑りがちになってしまいます セット商品が安いのはこういう所なんですかね とはいえ、パーツパーツで買うとどうしても高くついてしまう 悩みどころです・・・。 HAL-130三脚は人気のある商品のようですね 出来ればこれを使いたいですが >VMC110L スペック的にはすごい魅力的なのですが 初めての望遠鏡ということで、出来ればオーソドックスな反射か屈折がいいような気がして せっかく教えて頂いた望遠鏡ですのに、なかなか決めきれません 毎日の行き帰りや空いてる時間など、望遠鏡選びを考えているのですが なかなかどうして踏ん切りがつきません アドバイス頂いてるのに、決断出来ずにすみません…
- pasocom
- ベストアンサー率41% (3584/8637)
#1です。 文字数の制限で書き込めなくなったので追加回答します。 最後に倍率の話をしましょう。星雲星団を観察するには低倍率が適します。倍率を上げると視野が狭くなるし、光も暗くなります。(その意味で高倍率を売りにする望遠鏡がいかさまであることが理解できるでしょう)。適する倍率は20倍~50倍程度です。一方月面や惑星は対象が明るい上に小さいものが多いので高倍率での観察になります。適する倍率は100倍~200倍程度でしょう。 望遠鏡の倍率計算は(対物レンズまたは鏡の焦点距離)/(接眼レンズ=アイピース)です。 よって、たとえば対物レンズの焦点距離が650mmとあれば、この望遠鏡で倍率50倍にしたければ、焦点距離13mm程度のアイピースを装着すればいいのです。 このように計算して、低倍率用と高倍率用のアイピースを2本お持ちになれば、ほぼ万能です。 で、お勧めは、というとビクセンなら下記「GP2-R130Sf(N) 【セット内容】 GP2赤道儀+R130Sf鏡筒+HAL-130三脚+接眼レンズ ? 103,425」 がよさそうです。 以上ご参考に。 http://www.vixen.co.jp/at/gp2.htm
お礼
ご回答ありがとうございます まずビクセンR114Mについては、カタログ落ちしているようで、ビクセンショップのみでの販売になっているようです http://www.vixen-m.co.jp/original/1000132.html R130sに比べ口径が114mmとなり少し小さくなっていますが、焦点距離を長くとっていて、惑星観察の際に倍率を上げ易くて良いかなと候補にしています ただ、鏡面が方物面ではなく精密球面とのことです R130Sについては、すみません、ご指摘の通りR130Sfの間違いでした やはり東京で星雲は見れないのですね 非常に残念ですが、購入前に実情を知れて良かったです 架台についてですが、手間を惜しまないでコストダウンをする狙いと 赤道儀とのセット商品は価格が3万ほど高くなるようですので、それならポルタIIとのセットの購入後 改めて欲しくなったら3万五千円程度で赤道儀を購入した方が、両方選べてお得かなと思った次第です とはいえ、数十秒単位で惑星が視野の外に出てしまうのですね 手間を惜しむというレベルではないのもしれませんね 早々に欲しくなる気がしてきました 反射式を選ぶにあたり、値段の安さと屈折の人気ぶりに心配だったのですが アドバイスを頂いたおかげで少し安心できました 自宅付近で星雲が見れないということで、普段の観測が惑星・月主体とならざるを得ないことを考えますと 惑星主体として考え屈折も再度検討してみようと思います まだ考えはまとまりませんが、的を得たアドバイス本当にありがとうございます