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天体望遠鏡「すばる」

こんばんは。さて、ハワイに「すばる」という反射式天体望遠鏡がありますよね。宇宙が発生したころの様子が分かると聞きました。これで、月を見たらどうなのでしょうか。たとえば、つきに人がいたとしたら、その人までもが見える程すごいものなのでしょうか。月面の岩まで見えるのでしょうか。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#11476
noname#11476
回答No.4

色々違った回答がありますので、とりまとめとして。 まず「すばる」は現在もなお改良が続けられており、まだ性能を向上させる予定がありますが、現時点での性能だと、月までの距離38万km先では、500m位の物体を識別可能です。 確か第一段階の計画でもこの3倍くらいまでは向上させる予定だったと記憶しています。 すばるでは、通常大気より解像度が落ちてしまうのを防ぐために、アダプティブオプティクス(適応光学)という技術を使っています。 このため、従来の地上による望遠鏡では達成できなかった解像度を実現しようとしています。 今のところ公式アナウンスでは0.3秒まで性能が向上しています。 が、なかなか難物で、予定よりも性能達成が遅れており、苦労が絶えないようです。 何度かすばるの研究者の講演を聴きましたが(たまに光学関係の学会で講演しています)、なかなかすごい世界だと思いましたね。 同時に研究者の方々の熱意にもうたれました。 では。

sukiyaki111
質問者

お礼

非常に詳しい説明をありがとうございます。これからは、研究者と職人さんも協力して性能を上げていくのですね。0.3秒というとどのくらいすごいのか一瞬では想像がつきません。適当に離れた距離にある物体の大きさから計算して、考えてみます。

その他の回答 (3)

noname#12510
noname#12510
回答No.3

月にいる人までは見えないでしょう・・。 地上にある望遠鏡というのは大気の揺らぎによってどんなに口径が大きくても角度1秒以下の構造物は見えないらしいです。1秒という角度は1分の60分の1。1分というのは1度の60分の1です。 ずいぶん小さな角度のように見えますが、この角度は月面での1kmの構造物に相当しますので、地上からは月面の1km以下の大きさのものは見えないことになります。まあ少しでも大気の揺らぎを少なくするために、山の頂上の空気のきれいなところに作るんですけどね♪(^_^;) なので大気の影響のまったくない宇宙にあるハッブル宇宙望遠鏡などはすばる望遠鏡よりも口径がずいぶん小さいのに0.1秒以下の構造も楽に見えてしまうそうですヨ。 ちなみにすばる望遠鏡は口径8m、ハッブル宇宙望遠鏡は口径2.4mですネ♪ もう一つ余計ですが1km先のハエも角度1秒だそうですヨ。

sukiyaki111
質問者

お礼

ありがとうございます。大気は、かなり邪魔なのですね。これ以上の分解能を求めるには、やはり宇宙につくるしかないのですか。月の1km四方のものが見えれば、宇宙の果ての星(150億光年でしたか?この前テレビで見ましたが忘れました。)をみることが出来るのですね。

  • skipjacks
  • ベストアンサー率23% (70/292)
回答No.2

すばるの日本語のホームページがあります。 ここに、ご相談してみては? では。

参考URL:
http://www.naoj.org/j_index.html
sukiyaki111
質問者

お礼

ありがとうございます。非常に分かりやすく説明してありますね。このサイトを見ていると、すばるについて興味がわいてきます。

  • taka113
  • ベストアンサー率35% (455/1268)
回答No.1

反射鏡の集光能力が高いので、月などの明るい天体を見るとカメラが焼きついてしまい、使用できなくなる可能性があるという話を聞いたことがあります。 模擬的に性能を表現するには、100kmはなれたところにある10円玉の製造年を読むことが出来るほどだそうです。もし月面に人がいたとしたら見えるでしょうね。

sukiyaki111
質問者

お礼

ありがとうございます。反射望遠鏡は感度が良く、明るいものを見ることが難しいのですね。それにしてもすごい性能ですね。10円玉の例からしますと、スペースシャトルから一人一人の顔が分かるくらいの性能なのですね。

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