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無線局に選任されていない人でも有資格者なら点検ができるか?
無線局は無線従事者を選任して,技術操作をすることになっています。 プロの分野で放送局などは大手の送信機のメーカーが無線局の工事をして試験電波を出していると思います。 この場合,メーカーの人は無線局に選任をされていないと思うので,その無線局の技術操作はできない?? 無線局の無線従事者への選任と有資格者による操作の関係をご存知であれば教えてください。主任無線従事者制度を使用していない場合は,そもそも無理なのでしょうか・・・。
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回答No.1
選任されている無線従事者がいない状態では、技術操作=電波の発射や停止、電波の質に影響を与える調整などはできません。ただし、送信機の調整はメーカーで無いと出来ませんから、電波を放射する際には、資格者の指揮の下に行うことになっています。 外部に電波が出なければ無線従事者資格が無い者でも調整が出来ます(工場のラインのオバちゃんでも) 電波を出して行う調整は、最終的な空中線の調整の際がほとんどです。つまり、電波の質や制御にかかわるほとんどの調整はダミーロードと無線機テスタを使えば出来ます。空中線の調整もアナライザを使えば、耐圧などを除いて電波を出さずに出来ます。 なお、現在は登録点検制度といって、一定の技術がある者が行った点検は、官庁検査(定期検査、新設検査、変更検査)を受けなくても同等とみなされて免許が下りるようになっています。(認定事業者登録が必要)この場合でも電波を出すのであれば無線従事者の資格、局の免許が必要です。(通常は局の免許は下りないからダミーロード、電波暗室などを使うことになります) 主任制度は、上級資格者の指揮の下で下級資格者が操作するシステムですから、試験調整については関係がありません
お礼
ありがとうございました。参考になりました。