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ヒドラについて…
ヒドラの摂食行動についてレポートしたいのですが、ヒドラがえさを捕食する“高度な戦略”に付いてうまくまとめられません。アドバイス・ポイントなど教えてください。 よろしくお願いします。
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ヒドラの研究者です。 レポートということなのでヒントだけにしておきます。 「高度な戦略」とはなにか? 1:どうしてエサを感知できるのか?(化学物質or波紋などの物理的影響) 2:どうやってエサを捕まえるのか?(刺胞細胞から発射される針のこと) 3:どうやってエサを口まで運ぶのか?(筋収縮で触手を縮める) ですね。すべて図書館に行けば図解してあります。 それをまとめましょうってことだけでは寂しいんで、 教科書には載っていない情報を。 ヒドラは散在神経系というものを持っています。 つまり、編み目状の神経網があるということです。 そのため、神経伝達には方向性はないと思われていました。 しかしながら、そうではないことが3年前に発表されました。 ヒドラは触手を曲げるのではなくて縮めてエサを運びます。 このとき触手の真ん中あたりでエサを捕まえたとします。 そうするとエサを捕まえた部位から口に近い方だけが縮まり 先端方向へは縮まりません。つまり、神経伝達に方向性があるということです。 しかも、ピンセットなどで同じ部位を押さえると、 方向性は関係なく触手全体が収縮します。 つまり、ヒドラは自分の触手にあるものがエサだとちゃんと認識している という可能性があります。その作用機構は?実はまだよくわかっていません。 こういう結果があるよーという段階です。
お礼
すごいです。すごいです。何か良いレポートが書けそうな気がしてきました。ありがとうございました。