- ベストアンサー
タバコを召し上がる?
先日、母親と少し高級なレストランへ食事に行きました。 ドアを開けると、ウェイター(フロアの責任者のようでした)に 「お煙草は召し上がりますか?」 と聞かれ一瞬母親と顔を見合わせてしまいました。 タバコを召し上がる?意味が分かりませんでした。 タバコは吸うもの、食べるものじゃないのに何故召し上がるなんだと・・・ おいおい調べたら、昔は「タバコを飲む」という表現があったそうです。 そう考えると「飲む」の尊敬語は「召し上がる」なので間違っていないのかもしれませんが。。。 私が非喫煙者なのでそういう表現を知らないだけかもしれませんが、 実際に「タバコを召し上がる」って正しい使い方(普通に使われている言い回し) なのでしょうか???
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
伺いマナーとしてはグレードの高い表現です。 私も長年接客業をやってきましたが、当日のお客様のパーティにより使い分けさせられました。 それでも、お客様によっては怪訝な顔をされます、そのときは、失礼いたしました「おタバコはお吸いになられますか」と、さらっと、切り替えていました。 召し上がるの表現は物を食べるとか、飲み込むとかではなく(もちろんその意味もありますが)口に運ぶ物に対する尊敬語の表現として使います。 ただ、最近では殆ど使われないでしょう、タバコそのものにも、お召し上がりに注意しましょうでなく、「吸いすぎに注意しましょう」ですから。 でも、そのレストランの格調の高さが窺い知れますね。お店のこだわりがあるのでしょうね。
その他の回答 (4)
- linus1974
- ベストアンサー率19% (71/370)
昔はよくつかってました。今は年配の人 しかつかいません。
- tairou
- ベストアンサー率21% (57/269)
確かに最近は使うチャンスが減っていますが以前は 日常 普通に使っていました。話し合いの席などで タバコを他人に勧める時に箱を差し出しながら 「召し上がりますか?」と聞くのがマナーでした。 (最近は喫煙者が減っているのでこのような時には 吸わないのがマナーですが)
- greenkoo
- ベストアンサー率34% (72/210)
「召し上がる」は「食べる」「飲む」の敬語表現ですから、 「飲む」で考えれば間違っていないんでしょうが、 ただ、僕だったら、多くの人が誤解する場合 使わないか、説明してから使います。 「「食べる」っていう意味じゃないですよ。」 ってな感じで。 でもこんな説明するのもやっぱり変だから、 使わない方がいいのかな? ややこしいですもんね。 まぁ「お召しになる」とか「お吸いになる」のほうが タバコのイメージに合うと思うんですが。 こんな感じでどうでしょうか?
- osaji-h
- ベストアンサー率60% (412/683)
まったく遣わないわけではありませんが、現在では珍しい表現でしょうね、「タバコを召し上がる」というのは。 今では「お吸いになる」くらいの表現が一般的かと思います。 同様に「タバコを飲む」というのもあまり聞かなくなりましたね。 昔はタバコのヤニ取り用の『スモカ』という歯磨きで、広告に“タバコ飲みの歯磨き”と入っていましたが。 タバコを吸うことを「喫煙する」と呼ぶのはご存じですよね? この“喫”には、「飲む」「食べる」「味わう」といった意味があります。 タバコは喫煙者にとっては「味わう」もので(非喫煙者にはわかりにくいかもしれませんが)、しかも食べ物や飲み物と同じく口から摂取するので、それを尊敬表現にすると「召し上がる」となるわけです。 おそらく喫煙者でも「タバコを召し上がる」という表現を知らない方は、今では多いでしょう。 しかし、そういう言葉をご存じの方が接客されているということは、その店の格の高さが伺われ、私は好きです。
お礼
確かに嗜好品として考えれば、お茶もお酒もタバコも口で味わうものとして同類として括られていますね。 私は社会人数年目ですが、まだまだ知らない言葉や表現があるのだと実感しました。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 このウェイターの方の言葉使いや接客態度は素晴らしかったので 余計に「タバコを召し上がる」という表現が気になってしまっていたのですが ここで皆様から回答を頂き納得しました。 日本語の面白さ、奥深さを改めて実感しました。 今度、このレストランへ行き、同じように聞かれたら怪訝な顔をすることなく 笑顔で答えることが出来そうです。 ありがとうございました。