- ベストアンサー
資格の選択
司法書士を取りたいと考えています。しかし、これだけでは独立できないという話しを多々耳にします。 また、通関士にも魅力を感じるのですが、これは実務経験が無いと資格の持ち腐れになる恐れがあり・・・と聞きます。 通関士を取得した場合、空港や港付近で働くことになるんだと思いますが、都心などで開業、または勤務されている方はいないのでしょうか? また、司法書士を取得した場合、即開業なんてことはまず無いと思うのですが、開業につながるようにするためには、他にどのような経験を積むべきなんでしょうか。 こういうことは資格を取ってから考えなさいと言われそうですが、どちらに専念しようかとても迷っています。 皆さんの経験や知っていることを参考にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 (どちらか片方の情報でも構いません)
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
実務経験を積んでいない人が司法書士試験に合格しただけでは現実的にはなかなか独立できないと思います。何故なら実際の実務が分からないからです。最初から司法書士事務所で補助者として勤務していた者が合格した場合は別ですが...。 但し、そのために日本司法書士会連合会が行う新人研修(約14日間)などがあったり、どこかの事務所で見習いをしある程度実務がわかった上で開業する人も多くいらっしゃるようです。見習の期間は人それぞれでしょうから分かりません。 つぎに通関士ですが、これは独立系の資格ではありません。通関業者に対し通関士の設置義務があるために業者がこの資格をもっている人を雇ったり、自分の会社に勤務している人にこの資格をとらせるという訳です。で、業務は輸入申告書を作ることですから当然、港や空港の近くに事務所があるという訳です。都心に事務所があっても客がいませんからね。もちろん、就職については、試験に合格しただけの人より、実務経験者を優遇するでしょう。後からその人に合格させればいい話なので。全く通関士がいない通関業者は別ですが、そういうところはなかなかないと思います。 最後に合格率は司法書士の方は2%程度、通関士の方は15%程度となっているようです。
その他の回答 (3)
- palapala_papapa
- ベストアンサー率50% (26/52)
司法書士に関してのみ、回答させていただきます。 まず、「これだけでは独立できない」という情報には、 「すぐには開業できない。」という意味が込められていたのではないかと推測します。 「昨年、司法書士の免許を取得しました○○です。」という営業員が訪問に来るのと 「○○司法書士事務所に△年勤務しております□□です。」という営業員が訪問に来るのでは、 どちらに安心感を抱き、仕事を託そうと思うか・・・という意味であったのではないでしょうか。 従って、「これだけでは独立できない」→「すぐに開業すべきではない」の意味だったのではないでしょうか。 司法書士も自分で仕事を取って来なければ「お金」とならない以上、 テキパキと仕事をこなす,臨機応変さだけではなく、ある程度の実務が必要だ・・・ そのような意味だったのではないでしょうか。 よって、私個人から見ますと、 資格を取得した後,すぐに独立開業するのではなく、 どこかの開業事務所に勤務し、実務を積むことがよろしいのではないかと思います。 ご健闘をお祈りしております。
お礼
説得力のあるご回答ありがとうございます。 確かに、経験を積まずに独立するのはどの業界においても難しいことですよね。納得です。 実際に司法書士の方にお世話になった時に、両親が「司法書士は忙しいでしょう?ひっぱりだこではありませんか?」と聞いたとことろ「業界では有資格者が余っている、これからの独立は難しいのではないか」ということをおっしゃっていたそうなので、実際のところどうなのか、広く聞いてみたいなと思ったのです。 考え方一つのところもあるようですね。 まずは、資格を取ることに専念しようと思います。 ありがとうございました。
- Fuumu
- ベストアンサー率31% (17/54)
>司法書士を取りたいと考えています。しかし、これだけでは独立できないという話しを多々耳にします。 司法書士と行政書士を勘違いされているのではないかとちょっと思います。 現在はバブル期ほどではないのですが、しかし、司法書士はそれなりの仕事量はあると考えられます。(新規開業顧客開拓が難しいのはどの資格でも同じですが。。。) 司法書士という資格や仕事をよく理解されていないような印象を受けるので、まず、そのあたりを調べることからはじめてください。 それと、もし、弁護士や会計士などよりやさしそうだからという理由で司法書士ならと思っていらっしゃったら、大間違いですよ。今は司法試験(弁護士など)に匹敵するくらい難しくなっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 司法書士と行政書士の違いは、わかっています。 誤解されがちな文面を書いてしまって申し訳ございません。 司法書士の2次試験(択一)に匹敵する程度の難しさの試験だと言うことも承知しております。 その上で、司法書士でも開業するには難しいという話しを聞いたので実際の現状を知りたいと思ったのです。
- maisonflora
- ベストアンサー率24% (702/2850)
司法書士も、「仕事を自分で取ってくる」ことができないと意味がありません。 そのため、普通は、手数料を安くして、建築・不動産会社や金融機関と取引したり、法務局近くに事務所借りています。資格取得の過程で、成功している人の仕事の取り方も勉強することです。
お礼
営業力が必要だという話は、聞いたことがあります。 確かに、事務所を構えて待っているだけではお客様はいらっしゃらないですよね。 ご回答ありがとうございます。
お礼
両方のご回答ありがとうございます。 大変よくわかりました。 通関士については、完全に解釈を誤っていたようです。 司法書士についても、資格取得後の対策がなんとなくですが掴めました。 そもそも司法書士を取ろうと考えていた上で、通関士の資格が目に付いたのでこのような質問をしたのですが、最初の考え通り司法書士を取る方向でがんばろうと思います。